石井整骨院

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2024.05.19 Sunday

日記

2023-12-27 12:03:00

自律神経失調症による「めまい」の原因③ 側頭骨に原因

◆側頭骨に原因がある

 

内臓の他にも「めまい」に関係している

部位があります。

 

それは、ちょうど耳の穴のある部分の

側頭骨という骨です。

 

頭の骨は23個の骨から作られてきます。

(諸説あります。)

 

解剖学的にはこれらの骨が組み合わさって

頭蓋骨を作ります。

 

西洋医学では、長い間、頭蓋骨は成長

した後は動かないとされてきました。

 

近年の研究で頭蓋骨は動くという事に

なってきましたが、まだ賛否両論ある

ようです。

 

頭蓋骨が動く前提で話しを進めていくと

「めまい」や耳鳴りの原因の1つに側頭骨

の歪みがあることが指摘されています。

 

側頭骨は、呼吸によって前後に微妙な動き

をしていますが、この動きが何らかの

影響で止まってしまうと「めまい」などの

影響が出始めます。

 

経験的な話しになってしまいますが、

側頭骨の歪みが原因で「めまい」や耳鳴り

が発生している場合、2週間以内であれば

数回の処置で緩和することが多いようです。

 

しかし、2週間を過ぎると、とたんに改善

に時間がかかる場合が多いようです。

 

これは、側頭骨以外の骨の歪みが発生する。

 

側頭骨の歪みがとれにくくなる等、

いくつかの理由が考えられますが、

いずれにしろ改善に時間がかかってしまい

ます。

 

早期の受診が重要になります。

2023-12-26 18:53:00

自律神経失調症による「めまい」の原因② 腎臓に原因

◆肝臓に原因がある

 

「めまい」の原因になる臓器は

肝臓ともう一つが腎臓です。

 

東洋医学では腎臓は耳のつまりを開く

という意味を持ちます。

 

西洋医学でも、メニエール病などは

リンパ液の流れが悪くなることで起きる

とされていて、水分バランスの調整の

不具合が「めまい」の原因と考えて

いるのです。

 

つまり、西洋医学でも東洋医学でも、

水分調整の問題が「めまい」の原因と

考えているのです。

 

腎臓の水分バランス調整能力は「めまい」

に大いに関係していることがわかります。

 

西洋医学と東洋医学の考え方で、

腎臓の働きは一致していますが、違う点も

あります。

 

それが、左右の腎臓の働きです。

 

西洋医学では、左右の腎臓は同じ働きを

していると考えていますが、東洋医学では

左右で違う働きをしていると考えられて

います。

 

右の腎臓は生殖器・左の腎臓は水分バランス

を司っていると考えています。

 

また、発育・成長・老化にも関係している

と考えられています。

 

実際、高齢になると尿の出が悪くなったり

しますが、同時に耳鳴りや難聴などの耳に

関係する疾患に多く罹患しますので、

この考え方には整合性があると思います。

 

※もちろん、すべての方の腎臓に問題が

あるというこではありません。

 

現場では、腎臓に硬さや変位を確認できる

ことも多いので、「めまい」の原因の1つ

であることは間違いないでしょう。

 

 

 

2023-12-26 18:39:00

自律神経失調症による「めまい」の原因① 肝臓に原因

◆肝臓に原因がある

 

西洋医学では、「めまい」の原因は

耳にある平衡感覚を司る機関に問題が

あると考えるのが主流です。

 

なぜ肝臓なのか?

 

それは、中医学(わかりやすくいうと

東洋医学や漢方などの考え)では、

 

【めまいは肝に属す】

 

という言葉があるほど、「めまい」と関係

の深い臓器だと考えます。

 

中医学では、肝臓の働きは消化機能だけ

ではなく、自律神経を調節して、

全身の血液をコントロールする機関という

考えを持ちます。

 

血流を管理していますから、脳や内耳への

血流が十分でなくなると、「めまい」の

症状を起こすと考えられているのです。

 

実際、「めまい」のある方の肝臓を触ると

硬くなっていることが多いです。

 

「めまい」もしかしたら肝臓の疲労が

原因かもしれません。

 

※このブログの中の“肝臓が原因“というのは

肝臓に病気があるという意味では

ありませんので、ご注意ください。

2023-12-13 16:25:00

「小さな達成感」を意識すると自律神経が整う

自律神経を整え、常にコンディションを

よくするには「細かくリセットする」が

とても有効です。

 

何かを成し遂げた時、きちんと達成感を

感じ、しっかりと区切りをつける意識が

有効です。

 

ここでいう達成感とは小さな達成感を

いいます。

 

例えば、「普段はエスカレーターを使う

のに今日は階段で上がった」「不要なものを

捨てた」「部屋の掃除をした」

これも小さな達成感です。

 

そんなふうに「自分が成し遂げた小さな

こと」を認め、その都度達成感を味わって

みてください。

 

自然に気持ちが前向きになり、その瞬間

から体の状態は整う方向へ動きだします。

 

そのときに深呼吸をして、ストレッチを

すれば自律神経的にも完璧です。

 

家事をしている人なら、洗濯物をたたんだ

ときにも小さな達成感を意識し、

仕事をしているとき「30分集中して仕事

をした」なら、そこでもしっかりと達成感

を味わってください。

 

そんなふうに小さなリセットを入れつつ

常に自分の行動を認めていくと、気分的に

も、コンディショングの観点からと体の

状態は整います。

 

自律神経にとって一番良くないのはダラダラ

続けることです。

 

どんな作業も漫然と続けるのではなく、

常に「小さな達成感」を意識してみて

ください。

 

2023-11-29 16:49:00

落ち込んだ時は「体の状態」にアプローチすると自律神経が整う

◆とにかく「体の状態」にアプローチする

 

気持ちの問題を気持ちで解決しようとせず

「まず、体の状態を整えること」を考えます。

 

例えば、落ち込んでいる人がいるとき

「元気を出そうよ」といくらいっても、

医学的にみれば、元気になることは

ありません。

 

落ち込んでふさぎ込んでいるときは、

交感神経はダウンしていますし、副交感神経

も一緒にダウンしている可能性が高いです。

 

そんな時は

・音楽を聴く

・立ち上がって歩いてみる

・外に出て太陽光を浴びる

 

など自律神経が整うようなアプローチが

効果的です。

 

メンタル、フィジカルともに調子が

良くないときはとにかく「体の状態」を

良くするためのアプローチをすると

良いです。

 

イライラしたり、モヤモヤしている時も

どうやって気持ちを立て直すかではなく、

「どうすると気持ちがリセットしやすい

体の状態になるか」を知っておくと

コンディションは管理しやすくなります。

 

気持ちではなく「体の状態」を整える

といいです。

 

◆コンディショニングは睡眠から始まる

 

自律神経を整えるための基本は

なんといっても睡眠です。

 

質のいい睡眠ができていると、睡眠中に

副交感神経が十分に高まり、朝起きたとき

から、上手に、徐々に交感神経優位に

切り替わり、いいバランスで一日を始める

ことができます。

 

しかし、アルコールを飲みすぎたり、

夜遅くまでテレビやスマホを観ていたり

すると、交感神経が高いまま寝る時間を

迎え、副交感神経がしっかりと高まって

きません。

 

「活動モードが続いたまま眠っている」

感じでちぐはぐな状態になっています。

 

そうした質の悪い睡眠を続けていると、

朝を迎えても、なんとなくぐったりして

しまいます。

 

副交感神経が極端に低く、交感神経も

上手に上がってこないため、自律神経が

乱れた状態で一日を始めることになります。

 

そうした状態で朝を迎えると、悪くても

半日、実際には一日中「悪い流れ」の

まま過ごすことになってしまいます。

 

睡眠は一日の状態を決めるといっても

過言ではありません。

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