日記
ロータス エスプリ

視界に映れば思わず目で追ってしまうような特徴的なフォルムのこちらのお車はロータスのエスプリ。
イギリスのスポーツカーメーカー、ロータス・カーズが1974から2004年の28年の間で生産していたスーパーカーです。
エスプリは初代となるS1から最終型のS4までのシリーズが存在しますが、こちらはS3とS4の間の期間に生産されていたHC、もしくはHCターボと思われます。(間違っていたらすいません)
尚、テールレンズのデザインですが、何処かで見たことあると思ったら、トヨタ AE86前期モデルのテールレンズが流用されているそうです。
さて、雑談もそこそこに、今回の作業の説明に入りましょう。
今回行う作業はリアバンパーの傷の修理です。
別に珍しい作業ではありませんが、しいて言うならばイギリスの車ということで、リアバンパーの脱着一つとっても少々独特だったりします。
こちらの写真はリアバンパーの外れた状態です。
おそらく本来はマフラーを外してからリアバンパーを外すのが正しい手順と思われますが、こういった年式の古い車はたとえ正規の手順に則って部品を外していたとしても破損のリスクが高くなります。
今回に関しては多少時間はかかりますが、マフラーを外さずにリヤバンパーだけを外す手段があったので、少しでも部品破損のリスクを回避するためにマフラーを残してリヤバンパーだけを外しました。
そして今回修理する箇所がこちら、リヤバンパー右側面についた線傷と同じくリヤバンパーのタイヤハウス付近についた飛び石傷。
板金を行う箇所はないのでそのまま下処理と塗装に移ります。
過程の写真を一部抜粋。
車が車だけに、もしかしたら特別な作業もしているのかもしれませんが、筆者は塗装素人なのであまり詳しく書けません。
さて、塗装が終わり、残るは組付けのみとなりました。
しかし、ここで恒例のアクシデントが発生、完成時の写真がどこにもありません。
なぜこういうホームページに載せようと思った車に限って完成写真が欠けているのか、謎は深まるばかりです。
そしてこちらは筆者がたまたま撮った納車前のエスプリです。
なんとも締まらない終わり方になってしまいましたが、作業にはトラブルもなく、無事に納車できました。
ご入庫ありがとうございました。
アクセスカウンター6万歩達成
当ホームページにはホーム画面の下にこのホームページにアクセスした回数をカウントするカウンターを設けていますが、気が付けば6万の大台に到達していました。
ページを移動するだけでカウンターが進んでしまうので、実際にこのページを見てくださっている方はこのカウンターの半分にも満たないと思いますが、誰かがこのページを訪れて下さった事実が私のモチベーションの維持に一役買っています。
また、たまに来店されたお客様の中にホームページを見て当社の存在を知ってくださった方もいるようで、このホームページを運営する身としては嬉しい限りです。
仕事の都合上、どうしても更新が不定期となってしまいますが、時間を見つけて少しずつ更新し続けていこうと思いますので、これからもカーメイク巻をよろしくお願いします。
ダイハツ フェローMAX その3
前回の記事では板金、建付け調整の作業が終わりました。
次はパテ修正の作業に移るために修正機から移動します。
パテ修正中の写真です。
ついでにバックドアも一緒に塗りなおす予定なので一緒に研いでおきます。
サフェーサー作業後と塗装後の写真です。
右のクオーターパネルは特に板金を行っているわけではありませんが、リヤドアの繋ぎで色をぼかす為に右のクオーターパネルまで塗っています。
車体とバックドアが塗り終わったら、次にリヤバンパーの塗装に移ります。
純正の配色に倣ってシルバーに塗装しますが、上部パーツはメッキのような光沢を付けています。
さて、ここまでくれば完成まであと僅か、建付けを気にしながら各パーツを組付け、最後に塗装を行った箇所を磨いて塗装肌を合わせてあげます。
そしてついに完成、納車前の写真です。
相変わらず写真だと修理前と修理後で何か変わったのか分かりにくいですが、修理箇所が外装からは勿論、内装からも違和感を感じられないレベルに仕上がっています。
また、何か気になる事がございましたらいつでもお越しください。
本日はご入庫ありがとうございました。
ダイハツ フェローMAX その2
前回の日記では車体に歪みが発生している事が発覚しました。
これからボディの修正を行うためににフレーム修正機に乗せ、加えて塗装を落として車体の状態の確認を行います。
表面の塗装とパテを落とし終えると、写真のような凹みや穴、錆もいくつか見つかりました。
今回の修理をするにあたって、なるべくパテの量を減らしたいので、こちらもしっかり修正する予定です。
ボディの修正中の写真。
ある程度修正をしたら、テールレンズやバックドアを仮付けしてみて建付けに問題がないかを確認します。
フレーム修正と建付け確認を何度か繰り返し、納得のいく状態まで修正ができました。
続いて、パテを落とした際に発覚したマッドガードの取り付け付近の腐食の修理に移ります。
表面のパネルを切除すると、内側の腐食して穴の開いたパネルがよく見えます。
小さな穴ではありますが、一度腐食が始まった箇所は虫歯のように徐々に広がっていくので、この機会に発見できたのはある意味幸運だったかもしれません。
腐食の進んだパネルは切除し新しいパネルを作成、溶接して修理します。
新しいパネルが付いた際の写真と復元後の写真。
間の過程は省略しましたが、勿論下処理をしてから復元しています。
さて、これにてようやく板金作業が終了しました。
長くなってしまいましたので、残りの作業についてはまた次回の記事にさせていただこうと思います。
ダイハツ フェローMAX
フロントグリルに埋め込まれるようなデザインの丸いヘッドライトに今となっては珍しくなったフェンダーミラー。
見た目だけで昭和の雰囲気を感じさせてくれるこちらはダイハツのフェローMAXというお車です。
1966年から1970年まで生産されていたフェローの二代目にあたり、1970年にフルモデルチェンジを行い、サブネームにMAXが追加されて1977年まで生産されていました。
細かな修理は勿論あったとは思いますが、実に50年もの時を経て尚もこのコンディションを維持できていることにオーナー様の熱意が感じられます。
さて、今回の作業ですが過去に行われた修理箇所の手直しとなります。
修理箇所は左のクォーターパネルと左テールレンズ、リヤバンパーの取り付け付近。
写真だと問題ないように見えますが、目視で見ると修理箇所がわずかに明るいように見える状態です。
これを他の箇所の色と遜色のない状態にすることが今回のメイン作業となります。
加えて、テールレンズやリヤバンパー、トランクの隙間も左右で差があるようなので、建付けの調整も同時に行う予定です。
それでは早速外装部品を取り外していきます。
外装部品を取り外している途中の一枚。
クオーターパネルの途中からなんとなく色が薄くなっている事がわかりますね。
そして部品を外し終えたら外観の点検と建付けを調整。
左は引きの写真で右は赤丸の拡大写真です。
見ての通り、トランクの下部の隙間が明らかに狭くなっています。
よく見るとボディ側に巣穴がある事もわかりますが、以前に行った修理の下地処理が上手くいかなかったのか…、何にしてもこれもしっかり修理しなければなりません。
そして分解してから発覚したのですが、どうやらクオーターパネルからリヤエンドパネルにかけて歪みが出ている事が判明。
どうやらトランクの建付けが合わない理由はこの歪みによるもののようです…。




























