日記
ロータス エラン M100
こちらのお車はロータスの二代目エラン。
1990年~1995年頃まで生産されていたイギリスの車です。
今では珍しくなくなったFFの駆動方式を採用しておりますが、当時のスポーツカーとしては珍しい構造をしていました。
スポーツカーと言ったらFRといった風潮が強かった当時はファン達の間でも賛否が分かれ、車両価格も相まって販売台数こそ伸び悩んだ歴史を持ちますが、その性能はロータスの名に恥じないものでした。
軽量でオープンカーながら高い剛性を誇るフレームもさることながら、秀逸な足回りのセッティングによる高いハンドリング性能を実現し、当時のFFはスポーツカーに不向きという風潮を覆した一台です。
さて、お車の紹介もそこそこにして、ここからは今回の作業内容を語っていこうと思います。
今回のご依頼はフロントバンパーの修理です。
よく見るとフロントバンパーに塗装剥げと僅かな凹みがありました。
幸い、割れはなさそうなので、へこみを少し直せば再塗装で修理できそうです。
フロントバンパーが外れました。
材質はFRPなので近年の車のバンパーと比較すると、大きさの割に結構重く感じます。
塗装中の写真です。
塗装剥がれは中央の一部だけですが、部分的に塗ると全体としての出来栄えにムラが生じやすい為、一枚塗ります。
塗装が終わればバンパーを取り付け、磨き上げれば作業完了。
本日はご入庫ありがとうございました。
BP5 スバル レガシィ ツーリングワゴン
こちらのお車はスバルのレガシィ ツーリングワゴン。
スポイラーやグリルのエンブレムからわかる通りSTI仕様の限定モデルです。
一般的なグレードと比較すると、エンジンにツインターボが追加されていたり、ステアリングギア比が変更されていたり、6MTを搭載していたりと様々なチューニングが施されています。
そして写真からもわかる通り、オーナー様のお車に対するメンテナンスも相当なものであり、約20年前の車とは思えないコンディションで維持されています。
さて、そんな大事にされているお車ですが、今回は当社でエアエスケープの交換のご依頼をいただきました。
左が取り外した純正品で、右が今回交換する予定のエアスクープです。
純正品ではダクトの縁を囲うようなデザインですが、交換予定の物はダクトを広く覆い被さるようなデザインで、取り付けてみるとボンネットがよりフラットに近い形状になります。
写真は仮り合わせの段階で撮ったもので、ボンネットとエアスクープの間に余計な隙間が無いか確認をし、取り付け位置にマークを付けておきます。
その際にエアスクープの前端部の形状が左右でわずかに異なっていることに気が付いたので塗装前に修正しておきます。
修正が終われば早速塗装、そして取り付け。
こうしてみると、大胆な改造というよりは、一見すると純正部品かのようにかっちりと収まっている印象を受けます。
しかし、元のエアスクープより前端部はワイドに広がっているので、エアダクトの開口部の面積が元のものより広くなっています。
特にこのお車はターボ車という事でエンジンルームに送り込まれる空気量が増えたときの恩恵は大きいはずなので、エンジン出力の向上に一役買ってくれるのではないでしょうか。
もしかしたらいつもお乗りになっているお客さまならばそういった変化も敏感に感じとれるかもしれませんね。
当社にご依頼ありがとうございました。
ロータス エスプリ

視界に映れば思わず目で追ってしまうような特徴的なフォルムのこちらのお車はロータスのエスプリ。
イギリスのスポーツカーメーカー、ロータス・カーズが1974から2004年の28年の間で生産していたスーパーカーです。
エスプリは初代となるS1から最終型のS4までのシリーズが存在しますが、こちらはS3とS4の間の期間に生産されていたHC、もしくはHCターボと思われます。(間違っていたらすいません)
尚、テールレンズのデザインですが、何処かで見たことあると思ったら、トヨタ AE86前期モデルのテールレンズが流用されているそうです。
さて、雑談もそこそこに、今回の作業の説明に入りましょう。
今回行う作業はリアバンパーの傷の修理です。
別に珍しい作業ではありませんが、しいて言うならばイギリスの車ということで、リアバンパーの脱着一つとっても少々独特だったりします。
こちらの写真はリアバンパーの外れた状態です。
おそらく本来はマフラーを外してからリアバンパーを外すのが正しい手順と思われますが、こういった年式の古い車はたとえ正規の手順に則って部品を外していたとしても破損のリスクが高くなります。
今回に関しては多少時間はかかりますが、マフラーを外さずにリヤバンパーだけを外す手段があったので、少しでも部品破損のリスクを回避するためにマフラーを残してリヤバンパーだけを外しました。
そして今回修理する箇所がこちら、リヤバンパー右側面についた線傷と同じくリヤバンパーのタイヤハウス付近についた飛び石傷。
板金を行う箇所はないのでそのまま下処理と塗装に移ります。
過程の写真を一部抜粋。
車が車だけに、もしかしたら特別な作業もしているのかもしれませんが、筆者は塗装素人なのであまり詳しく書けません。
さて、塗装が終わり、残るは組付けのみとなりました。
しかし、ここで恒例のアクシデントが発生、完成時の写真がどこにもありません。
なぜこういうホームページに載せようと思った車に限って完成写真が欠けているのか、謎は深まるばかりです。
そしてこちらは筆者がたまたま撮った納車前のエスプリです。
なんとも締まらない終わり方になってしまいましたが、作業にはトラブルもなく、無事に納車できました。
ご入庫ありがとうございました。
ダイハツ フェローMAX
フロントグリルに埋め込まれるようなデザインの丸いヘッドライトに今となっては珍しくなったフェンダーミラー。
見た目だけで昭和の雰囲気を感じさせてくれるこちらはダイハツのフェローMAXというお車です。
1966年から1970年まで生産されていたフェローの二代目にあたり、1970年にフルモデルチェンジを行い、サブネームにMAXが追加されて1977年まで生産されていました。
細かな修理は勿論あったとは思いますが、実に50年もの時を経て尚もこのコンディションを維持できていることにオーナー様の熱意が感じられます。
さて、今回の作業ですが過去に行われた修理箇所の手直しとなります。
修理箇所は左のクォーターパネルと左テールレンズ、リヤバンパーの取り付け付近。
写真だと問題ないように見えますが、目視で見ると修理箇所がわずかに明るいように見える状態です。
これを他の箇所の色と遜色のない状態にすることが今回のメイン作業となります。
加えて、テールレンズやリヤバンパー、トランクの隙間も左右で差があるようなので、建付けの調整も同時に行う予定です。
それでは早速外装部品を取り外していきます。
外装部品を取り外している途中の一枚。
クオーターパネルの途中からなんとなく色が薄くなっている事がわかりますね。
そして部品を外し終えたら外観の点検と建付けを調整。
左は引きの写真で右は赤丸の拡大写真です。
見ての通り、トランクの下部の隙間が明らかに狭くなっています。
よく見るとボディ側に巣穴がある事もわかりますが、以前に行った修理の下地処理が上手くいかなかったのか…、何にしてもこれもしっかり修理しなければなりません。
そして分解してから発覚したのですが、どうやらクオーターパネルからリヤエンドパネルにかけて歪みが出ている事が判明。
どうやらトランクの建付けが合わない理由はこの歪みによるもののようです…。
ホンダ シビック typeR FL5型
先に注釈を入れておきますが、今回紹介する車は社長の奥様の自家用車です。
用品取り付けの作業が入ったのでこれを期に紹介させていただきたいと思います。
現行車なので知っている方も多いと思いますが、こちらはホンダのシビックtypeR。
現在ホンダが取り扱っている唯一のスポーツセダンです。
typeRの名を冠する通り、ノーマルのシビックと比べると目で見える箇所だけでも専用ウイング、専用ホイール、Brembo社のフォーポットキャリパー、リヤディフューザーなど上げればきりがないほどのカスタムがなされています。
因みに、私はホイールナットのサイズが22㎜だったことが一番驚かされた場所だったりします。
さて、それでは今回の作業ですが、ウイングの交換です。
交換先はこちら。
ドライカーボンのリヤウイングです。
こちら純正のものが最近再販されたらしく社長が購入されたそうです。
交換は簡単なもので、ステーはそのままにウイング部分だけトルクスボルト6本を外すだけで交換できます。
10分程で交換完了。
ドライカーボンという事で標準のウイングと比べて1㎏程軽いようです。
そしてお察しの通り中々の高級品です。
これをトルクスボルト6本で脱着できるというのはなかなか不用心な気がします。
今回は念のために取り付けは盗難防止ボルトを使用しました。
外出先でウイングだけ持ち逃げされていたなんてことになったら目も当てられませんからね…。



























