日記
ホンダ シビック typeR FL5型
先に注釈を入れておきますが、今回紹介する車は社長の奥様の自家用車です。
用品取り付けの作業が入ったのでこれを期に紹介させていただきたいと思います。
現行車なので知っている方も多いと思いますが、こちらはホンダのシビックtypeR。
現在ホンダが取り扱っている唯一のスポーツセダンです。
typeRの名を冠する通り、ノーマルのシビックと比べると目で見える箇所だけでも専用ウイング、専用ホイール、Brembo社のフォーポットキャリパー、リヤディフューザーなど上げればきりがないほどのカスタムがなされています。
因みに、私はホイールナットのサイズが22㎜だったことが一番驚かされた場所だったりします。
さて、それでは今回の作業ですが、ウイングの交換です。
交換先はこちら。
ドライカーボンのリヤウイングです。
こちら純正のものが最近再販されたらしく社長が購入されたそうです。
交換は簡単なもので、ステーはそのままにウイング部分だけトルクスボルト6本を外すだけで交換できます。
10分程で交換完了。
ドライカーボンという事で標準のウイングと比べて1㎏程軽いようです。
そしてお察しの通り中々の高級品です。
これをトルクスボルト6本で脱着できるというのはなかなか不用心な気がします。
今回は念のために取り付けは盗難防止ボルトを使用しました。
外出先でウイングだけ持ち逃げされていたなんてことになったら目も当てられませんからね…。
スバル レガシィB4
こちらのお車はスバルのレガシィB4。
スバルのレガシィと言えば1代目が1900年代後半頃から販売され、現代まで形を変えて販売されているフラグシップモデルの一台です。
現在では7代目まで販売されており、こちらのレガシィB4はその6代目に当たります。
同時期にはレガシィアウトバックも販売されており、販売当時の注文台数は大半がアウトバックモデルだったようです。
なのでセダンモデルであるB4は実は希少になりつつあるお車だったりします。
さて、ここからはご依頼のお話ですが、フロントバンパーのドレスアップを行います。
ただし、ドレスアップとは言っても形状を大きく変更するような大胆なものではなく、見る人が見れば気づけるかもしれないさりげない程度。
今回はフロントバンパーグリルのメッキ部に黒のラッピング加工を施し、フォグカバーも黒で塗装します。
まずはバンパーを取り外したのち、グリルから縁のメッキパーツとエンブレムを取り外します。
本来は分解する部品ではないので両面テープで固定されていました。
グリルやメッキパーツに張り付いた両面テープは新しいものに張り替えるため剥がしておきます。
そしてこちらが取り外したメッキパーツとエンブレムです。
既にラッピング処理されていますが、単体で見ても別物のような印象を受けますね。
新しい両面テープと数本のビスでグリルに組み付ければラッピング作業は終了。
こちらはフォグカバーの塗装時の写真です。
元のカバーは未塗装の樹脂パーツなので黒く塗装するだけで大きく印象が変わります。
しっかり乾燥を経てからバンパーを復元すれば完成。
純正に有りそうで無い色合いのフロントバンパーのレガシィ。
バンパーを全体で見たときにノーマルと比べると引き締まった印象を受けます。
オーナー様のこの車に対するこだわりが感じられますね。
これからも大事に乗っていただければ幸いです。
本日はご入庫ありがとうございまた。
ホンダ S660 ネオクラシック
丸いヘッドライトにコンパクトなボディが特徴的なこちらの車はホンダのS660ネオクラシック。
驚くことにベースはJW5型のS660であり、メーカー純正で販売されていたカスタマイズキットを取り付けることでこのような外観にできるようです。
JW5型のS660はたまに入庫しますが、さすがにネオクラシックのS660は初めて入庫したので、まじまじと鑑賞してしまいました。
現行車らしい滑らかのフォルムに何処かレトロチックなフェイスデザインはまさにネオクラシックと言うにふさわしいでしょう。
さて、デザインの感想はこれくらいにしておき、当社にご入庫いただいたので勿論ご依頼もあります。
本日の作業は無限のクイックシフトキットの取り付けです。
因みにクイックシフトとは、マニュアル車のシフトレバーのシフトフィールを滑らかにして操作感を向上させることができるキットの事を言います。
今回のキットにはありがたい事に取り付けまでに必要な内装の分解要領書が事細かに記載されており何かと助けられました。
しかし、その一方でこの小さな車体の中でインパネ周りやコンソールを外すのには要領書があって尚、無理な体制での作業を余儀なくされたり場所によって手が入らなかったりと苦戦を強いられました。
苦戦の末、ようやく外れたシフトレバーがこちら。
左が無限のクイックシフトで右が取り外した純正です。
ぱっと見同じようにも見えますが、シフトレバーの形状がストレートになり、支点位置から下の長さが長くなっています。
そして取り外しとは逆の手順で内装を復元。
試しにシフトを操作してみると、交換前と比べて各シフトに移動させた際の手応えがより鮮明に感じられるようになった他、シフト操作に必要なストロークも少なくなっている事がわかります。
おそらく普段からこの車を乗っているオーナー様からして見れば尚のこと変化を感じてもらえるのではないでしょうか。
本日はご入庫ありがとうございました。
日産 スカイラインGT-R BNR34
日産のスポーツカーと言えば多くの人はまず「GT‐R」と答えるのではないでしょうか。
こちらの車両はスカイラインGT‐R、型式から「R34」と呼ばれたりもします。
一部の漫画やアニメ、映画などにもたびたび登場しており、2002年12月には販売終了しましたが20年以上たった現在でもその性能の高さかは勿論、特に現行車ではハードルの高いチューニングの自由度からも世代を越えたファンが多く存在しており、いまだ人気が衰えることを知りません。
因みに埼玉県警にはパトカー仕様のGT-Rがある事でも有名です。
さて、今回入庫されたこのお車ですが、実はすでに作業は施工済みです。
というのも、入庫時の写真がございませんでしたのでここで完成品をお披露目しておきます…。
施工した作業ですが今回はヘッドライトクリーニングとノックスドールを行いました。
ノックスドールとは主にクロスメンバーやホイールハウスなど下回りの防錆処理を行う作業です。
作業では写真のようにホイールやライナー、アンダーカバーなどを取り外したのちに自動車用防錆ケミカル剤を塗布します。
そしてヘッドライトクリーニングですが、紙ヤスリや耐水ペーパーを用いて表面の汚れや小傷を磨き落とし、最後にヘッドライト用のクリアで塗装します。
左が施工前で右が施工後です。
手間はかかりますが、この方法が一番完成度が高くて耐久性も保証できるので自信をもってお客様にお車をお返しできます。
本日はご入庫ありがとうございました。
フェラーリ・テスタロッサ ②
以前にこの日記でも紹介したフェラーリ・テスタロッサがギアボックスの交換を終えて再びご入庫されました。

同時に劣化の見られた足回りのゴムブシュも交換していただき、残すところはホイールアライメントと細々とした部品の復元だけとなります。
念のために以前の整備で触ったボルトナット類は全て締め付け点検をし、ついでにタイヤのガタも確認します。
問題がないことが確認できたので車両にセンサーを取り付け早速アライメントを開始します。
調整前がこちら。
赤く表示されている数値はアライメントの基準値から逸脱していることを表しています。
フレームを動かしたので基準値内に収まっている箇所の方が少ないですが、正直なところ思っていたよりもずっとまともな数値が出てきてほっとしています。
ちなみにこの車両は以前に日記に載せたコルベットC2と同じく調整シムの厚みによってアライメントを調整するタイプです。

上の写真は左が後輪側、右が前輪側の写真ですが、左の写真ではロアアームとフレームの付け根部分、右の写真ではフレーム中央のスリットの中に調整シムが 入っています。
ちなみに左の写真では調整途中の為、奥側の調整シムを全部抜いておりロアアームとフレームに隙間ができているのがわかります。
こちらが調整シム単体の写真です。
こうして重ねると色々な厚みがある事がわかります。
この様々な厚さの調整シムの組み合わせて上の写真で説明した調整箇所に一つの足につき前後の二か所ずつ入れてタイヤの傾きに変化をつけることにより、アライメントを調整していきます。
ちなみに、現代ではこういった調整がある車両は偏心ボルトを使用したカム調整式が主流であり、カム調整式はシームレスにアライメントの数値を調整できるのに対して、このシム調整式は薄いシムを組み合わせる事によって細かい調整はできますが、あくまでも段階的な調整しかできません。
なのでカム調整式と比べるとどうしても大味な調整になってしまいますが、なるべく良い数値を出すために調整シムの組み合わせを探す必要があります。
そして調整後がこちら。

時間は掛かりましたが、数値はかなり理想値に近づけることができました。
正直、シム調整でここまで綺麗に揃うことも珍しいです。
これなら自信を持ってお車をお返しできます。
最後にライナーやリップスポイラーを取り付ければ完成です。
やはりスポイラーが付くと顔がグッと引き締まりますね。
本日は珍しいお車でのご入庫ありがとうございました。
























