日記

2022-08-01 12:29:00

ホンダ ビート

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 ホンダのビートは1991~1996年の間に生産された軽自動車です。

ビートという車名はこの一代限りで終わってしまったので、日記で紹介した他のホンダ車と比べると認知度は落ちるかもしれません。

しかしその一方で、軽自動車初のミッドシップエンジンだったり、量産車としては世界初のフルオープンモノコックボディを採用していたりと当時の最先端技術をふんだんに盛り込んだ特徴の塊みたいな車なのです。

さて、車の紹介もほどほどにして本日のご依頼についてですが、足回りの部品の交換後のアライメント調整のご依頼をいただきました。

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さっそく測定をしてみると、どうやら右前輪のトー以外は一応基準値範囲に収まっているみたいです。

しかし、前輪のキャンバー角や後輪のトーにも左右差が見られるので、この差をなるべく小さくしつつ基準値に近づけていきます。

ビートは足回りが四輪独立懸架式なのである程度であれば後ろのトーやキャンバーも調整が可能です。

調整方法は車をリフトアップまたは接地したりしながら、足回りの取り付けボルト緩めては締めてを繰り返して、車体の荷重をどれくらいかけた状態で取付ボルトを締めるかで調整していきます。

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作業時間は約一時間半くらいでしょうか。

数値を見ると全体の数値が基準値に近づきつつ左右差がほぼなくなっていることが分かります。

最後に試運転を行い、車が左右に流されたり、ハンドルセンターがずれていたりしなければ作業は完了です。

本日はご入庫ありがとうございました、またのご依頼をお待ちしております。

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