日記
クラウンスポーツ
最近はクラッシックカーばかり紹介していましたが、今回紹介するのはこちらのトヨタのクラウンスポーツ。
本日はアークバリア21のコーティングでご入庫いただきました。
クラウンといえば高級セダンというイメージが強いですがこちらはSUVを採用しており、従来のクラウンの落ち着いたイメージとは少々異なる印象を受けます。
最近のトヨタはカローラやヤリスのように一種類の車に多数のボディタイプを販売するケースが多く、このクラウンも実はセダン、クロスオーバー、スポーツなど現在四種類を展開しています。
その中でもこのクラウンスポーツは「俊敏でスポーティーな走りが楽しめる新しい形のスポーツSUV」と名を打っており、後輪の操舵が可能なのDRSや走行状況に応じてショックアブソーバーの減衰力を制御するAVSなど、操作性や乗り心地への力の入れようが伺えます。
さて、説明もそこそこに、早速作業に移っていきましょう。
こういった鮮明なボディカラーはコーティングをすると艶が出てとても映えるので完成が楽しみです。
ちなみに途中の写真は今回も例をもれずありません。
…どうして。
写真がないので文面だけの説明になりますが、工程としては水洗い洗車→アルカリ洗剤での洗車→中性洗剤での洗車→約一日程度の乾燥→ガラスコートの塗布→保護剤の塗布となります。
洗車を三回したのちに水気をしっかり飛ばす為に乾燥と、実はコーティング前の下準備の方が時間がかかっていたりします。
ちなみにこの工程はあくまで新車に施工する場合なので、中古車に施工する場合は塗面の使用感を軽減する為に磨き作業が加わります。
そして完成後がこちら、
…写真だと残念ながら何が変わっているかわかりにくいですね。
実物を見ると艶と光沢が益したのを実感することができたのですが、上手く伝わらずに少し残念です。
ちなみにこちらのコーティングですが、一度施工すると基本的に経年劣化や風化はしないので削り取ったりしない限りは落ちることはありません。
金額は消して安いとは言えないコーティングですが、ご興味がございましたらぜひいかがでしょうか?
フェラーリ・テスタロッサ
フェラーリ・テスタロッサは1984年から1992年まで生産されていたイタリア製の高級スーパーカーです。
その特徴的な見た目は日本の高級スポーツカーとはまた違う気品を感じます。
ちなみに、車名であるテスタロッサとはイタリア語で「赤い頭」という意味があるらしく、エンジンのカムカバーが赤く塗られていることからこの名がついたそうです。
さて、そんなとっても珍しいスーパーカーですが、どうやら一つ問題を抱えているそうで。
それはリヤタイヤとリヤフェンダーの出入りが左右で大きく異なっており、左ホイール側にはスペーサーを入れないとタイヤの出入りが対称にならないようです。
原因を究明するために車両をフレーム修正機に乗せて各部フレームの寸法を確認していきます。
するとリヤタイヤ付近のフレームの寸法が左右で異なっている事が判明、どうやらリヤタイヤの左右差の原因はフレームのゆがみによるもののようです。
早速フレームの修正作業取り掛かります。
ロアアームやショックアブソーバーなどを取り外してから、いつものようにジャッキを用いてフレームに負荷を掛けながら寸法に近づけていきます。
珍しい車だけに勝手がわからず時間は掛かりましたが苦労の甲斐もあってフレーム修正完了後はタイヤの出入りの左右差もだいぶ改善されておりました。
後はアライメントを調整すればより綺麗に整うと思われますが、ここでフロントホイールにガタが発生していることが判明。
原因はどうやらギアボックスにありそうですが、部品の入荷や交換はにはまだまだ時間がかかりそうです。
そもそも当社の道具ではテスタロッサのギアボックスを交換する道具がそろっているかも不明なのでやむを得ず、一旦依頼元の整備工場様にお車をお返しして部品の注文と交換をお願いすることにしました。
部品の交換が終わったらアライメントで再び入庫していただく予定ですので、アライメントの記事を書くのはまた日が大きく空きそうです。
マーチ②
気が付けば前回の更新から随分と日が開いてしまいました…。
中々時間が取れず気が付けば数か月…、更新を忘れていたわけではないのですよ。
さて、気を取り直して以前紹介したマーチの話が途中だったので続きを紹介しようと思います。
下の写真は錆びた鉄板を切除しているところです。
どうやらこの車は過去何度か応急的修理を繰り返していたようで、色々な個所に修理跡が確認できました。
以前からこの箇所の錆で四苦八苦していたようです…。
ちなみに穴は車内まで続いてました。
この後も腐食した鉄板を数か所切除、新しいパネルの熔接していきます。
間の過程を一部省略していますが、おおよそ形ができるまではこんな流れです。
この後も下処理や均し、塗装などの過程を経てようやくもとにもどるのですが…、これ以降の写真が撮れておりませんでした。
勿論作業は問題なく進み、お車も納車済みなのですが完成後の写真が載せられず残念です…。
なんとも中途半端な内容にはなりましたが、以上でマーチの日記は終了となります。
ご入庫ありがとうございました。
マーチ
時代を感じる角ばった外観にコンパクトなボディ。
こちらは日産マーチの初代モデルです。
当時1982から1992まで十年間もの間販売されており、様々な特別使用車が販売されました。
また、この初代マーチをベースにデザインを一新した「パイクカー」と呼ばれる派生車両も存在します。
さて、今回のご依頼はステップ部分の腐食の修理です。
写真だと分かりづらいですが、腐食の一番ひどい箇所は2~3cmくらいの穴が開いていました。
ボディに穴が開くほどの腐食となると、ボディ内部の腐食もなかなか凄まじいことになっていそうです。
果たして中身はどうなっているのか…。
ボディをめくれば案の定現れた錆の塊。
予想はしていましたが、これはまた一筋縄ではいかなそうな作業です…。
シボレー コルベットC2
本日紹介する車はシボレー「コルベットC2」。
現在ではC8まで出ており、この車両は名前の通り2代目に当たります。
生産されていたのは1963年頃で年式と未だ衰えない人気も相まって、現在の希少価値は相当なもとなっております。
それゆえに雑誌やテレビで目にする機会はあっても、日本の公道で走行しているこの車を見かけることは困難といえます。
ちなみに、芸能人では所ジョージさんが所有していたりします。
さて、蛇足はここまでとして今回のご依頼ですが、アライメント調整とホイールの塗装、タイヤ交換の3点です。
備考としてお客様から「タイヤが内減りしてしまう」お話も伺いました。
それでは早速作業に移っていきましょう。
まずはタイヤ交換を行います。
ただし、アライメントの後にホイールの塗装も控えているので、ホイールにバランスウェイトはまだ取り付けていません。
続いてアライメント調整。
こちらが調整前数値です。
足回りの部品もところどころ交換されているようなので予想はしていましたが、やはり大きくズレていました。
しかも、四輪ともネガティブトー、ネガティブキャンバーなのでタイヤが内減りするというお客様のご指摘とも一致していますね。
早速調整作業ですが、この車は少し調整機構が独特な作りとなっております。
こちらの二枚の写真は左がキャンバーの調整機構、右がトーの調整機構となっております。
左の写真は見ての通りモンキレンチがかかっている箇所を伸縮してリヤタイヤにキャンバー角が付きます。
問題は右の写真。
C2コルベットはリヤがトレーディングアーム式という構造をしており、写真中央のアームの両脇に挟まっているシムの厚さの比率を変えることでリヤのトーを調節します。
シムの厚さを車両内側を薄くし車両外側を厚くするとトーがプラスに、逆に車両内側を厚く車両外側を薄くするとトーがマイナスに動きます。
調整の細かさはあくまでもシムの厚さに依存するため、0.1mmずつ動かすようなことはできませんが、厚さの違うシム同士をうまく組み合わせると、左右差を限りなく小さくできます。
さて、続いてフロントのアライメントですが、こちらはダブルウィッシュボーン式を使用しております。
左の写真はアッパーアームを上から見た写真です。
こちらはアッパーアーム軸側の取り付けナット2本を緩め、それぞれの隙間にシムを挟むことでキャンバーとキャスターを調整できます。
シムの厚さを車両前方を薄く車両後方厚くするとキャスターがプラスになり、逆に車両前方を厚くし車両後方を薄くするとキャスターがマイナスになります。
また、同時にシムの入れれば入れるほど、キャンバーがポジティブに動いていきます。
こちらも厚さの違うシムをうまく組み合わせをて基準値を目指しつつ左右差をなくしていきます。
そして最後に左の写真のトー調整用のシャフトを回してトーを合わせていきます。
そして調整後の写真です。
時間はかかりましたが満足のいく出来です。
試運転でも問題がないことを確認し終えたら、次はホイールの塗装に移ります。
元のホイールはホワイトでしたが、今回はブラックに塗装。
写真にはありませんが、塗装前にホイールに付いた小傷の修理も行っています。
塗装が終われば、ここでようやくホイールバランスを取り、車両に装着すれば完成。
この度は当社に貴重なお車をお任せいただき有難うございました。
またのご来店を心よりお待ちしております。



























