日記
いすゞ 117クーペ④
117クーペの進捗状況を報告するのも久しぶりな気がします。
前回は大方の鈑金作業を終えたところで終わりましたが、その後もなかなかまとまった時間が取れず、空き時間を見つけてはで少しずつ作業を進めておりました。
パテ修正中の写真です。
日記では触れていませんでしたが、トランクも一緒に修理しております。
ちなみに、この時点ですでに前回の日記を投稿してから2、3週間くらい空いたりします。
塗装中の写真を一部抜粋。
ようやく終わりが見えてきましたね。
当工場では、作業者の方々が作業の過程の合間に定期的に作業中の写真を撮るルールがあるのですが、この117に関しては作業中の写真の枚数は実に174枚!
その枚数の多さが作業時間の長さを物語ります…。
そして十分な乾燥を経て、塗装面を均すために磨きを行い、取り外していた部品を復元すれば…。
ついに元の姿を取り戻した117クーペ。
この後、鈑金中に車検が切れてしまったので、車検を取り直して納車準備完了!
オーナー様には大変お待たせしました。
これからも長く大切にお乗りいただければと思います。
ホンダ・シビック(FK7型)
ホンダ・シビックは現在販売されている型式で11代目、シビックの名前はホンダが販売している乗用車で一番長く引き継がれています。
そして今回入庫されたのはFK7型シビック。
世代で言うならば10代目にあたります。
今回いただいたご依頼は少し珍しい依頼でした。
ホンダ純正オプションのスポイラーと社外品のスポイラーをニコイチにしてほしいという依頼です。
写真は製作中の写真。
スポイラー上部のウイング部分は純正スポイラーを使用し、ハイマウントストップランプが付いている台座部分は社外品を使用しております。
本当は完成したところの写真をおさめられれば良かったのですが、気が付かぬ間に完成、納車されていました…。
ストップランプが点いているところを見たかった…!
まぁ、二つとない(と思う)スポイラーなので、公道ですれ違うことに期待しましょう…。
日産フェアレディZ(Z31)
日産が誇るスポーツカーの一つであるZシリーズ、現在は6代目まで発表されていますがその3代目であるこのZ31は1983年から1989年の間に生産されていました。
なんといっても人目を惹くロングノーズ・ショートデッキスタイルと半分だけ除くパラレルライズアップヘッドライトがとても印象的な一台です。
そして驚くことに製造から40年近く経過しているこの車は、ボディの錆どころか水垢一つないgoodコンディションで維持されておりました。
オーナーさんの熱意を感じますね。
そして今回の依頼の話ですが、サイドステップの修理、再塗装をご依頼いただきました。
修理とは言っても飛び石による小傷程度のもので、メインは色褪せを直すための塗装です。
塗装完了後は再びサイドステップを取り付け、磨き上げれば完成。
オーナーさんにも満足いただけたようで良かったです。
ご依頼有難うございました。
「ミツホシプロジェクト」を知っていますか?
今回は車や鈑金とは一切関係ありませんが、当店が取り扱っている商品としてミツホシプロジェクトについて少しだけ触れていこうと思います。
ミツホシプロジェクトとは主にネット販売を主力に手作りジャムやピール、フルーツソースなどを販売している会社です。
実は当サイトの詳細情報には販売サイトへのリンクが貼ってあるのですが、皆様はご存じでしたか?
この詳細情報にも記載のある通り、当店は板金工場ですがジャムやピールなど加工品の販売も行っています。
ただし、工場が別の場所にある事と主にネット販売が主力の為、当店にミツホシプロジェクトの看板などはありません。
その上、外観は鈑金工場なのでジャムなどの購入を目的で来店するには少し勇気が必要かもしれません。
しかし、当店舗までご来店していただいたお客様にも販売を行っておりますので、ミツホシプロジェクトの商品に興味がありましたら、試しに寄ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに今は八朔とライムのマーマレードやピールが季節限定で販売しております。
ホンダS2000
ホンダS2000は1998年から2009年まで生産されていたホンダでは珍しいなFR車です。
S2000と言ったら驚異的なエンジンパワー、クローズドボディにも勝る剛性が有名ではないでしょうか。
どれをとっても一級品の性能は生産終了から10年たった今でも国内外問わず人気が衰えません。
しかし、その知名度とは裏腹に国内での車両販売台数が約2万台とかなり少なめです。
なのでこうしてS2000をまじまじと見れる機会はまれだったりします。
さて、車の紹介に熱が入ってしまいましたが、ここからがようやく今回の依頼のお話でです。
今回はフェンダーの修理とタイヤハウスを少しだけ大きく加工する依頼をいただきました。
どうやら、現在履いているタイヤだと特定の条件がそろった際にタイヤとフェンダーが干渉してしまうようです。
加工とは言っても、フェンダーを切ったりオーバーフェンダーを足したりなど大がかりなことはしません。
フェンダー上部をほんのわずか5㎜程度広げるだけ、外観を損なわない程度の処理です。
そしてこの後に完成後の比較写真を載せる予定でしたが………、ここで痛恨の取り忘れです。
やってしまいました…。
ということで、今回は事例紹介ならぬ入庫した名車紹介でした。