日記
日産 ノート(E12)
日産ノートと言えば日産の主力車種、街中でも多く見受けられることから、いまや知らない人はほぼいないと言っても過言ではありません。
しかし、普段街中で見かけるノートと今回来店いただいたノートはイメージが大分異なるかもしれません。
写真は、日産ノート(E12)をIMPULのフルエアロでドレスアップした一台。
エアロ以外にもマフラーやホイールもIMPULで統一しており、唯一車高調だけはTEINを使用しているところにこだわりを感じます。
さて、今回のご依頼ですが、現在装着されている車高調と新品の車高調の交換+アライメント調整の依頼をいただきました。
交換する車高調は再びTEINのものです。
写真の左が取り外した車高調で上にまとめてあるものが新品の車高調です。
並べてみて必要部品の再確認をしています。
ダストブーツを始めとするゴム部品やベアリングなどはこの機会に全て一新しました。
見た目は大丈夫でも交換後に異音が発生したなんてことになったら目も当てられませんからね…。
復元がすべて終わったら事前に測っておいた車高まで車高調を調整し、アライメント調整を行います。
基準値は車高調に同封されていたアライメント数値を参考にしています。
ショックを変えているので、基準値外の項目が目立ちますが、調整で基準値内に入れそうな範囲です。
ノートの場合、フロントはロアアームやナックル、メンバーなどの取り付けボルトの締め付け位置を変えることでキャンバーやキャスターを調整します。
リアはトーションビーム式の為、キャンバーとトータルトーを調整することはできませんが、取付ボルトの締め付け位置を変えることによって左右のトーのバランスをある程度であれば整えることができます。
こちらが調整後数値です。
なるべく基準値に近づけて、両方の数値が相殺するように調整したので左右差はほぼなくなりました。
最後に試運転を行い、問題がなければ作業完了です。
本日はご入庫ありがとうございました、またのお越しを心よりお待ちしております。