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これまで三十数年間,四国は高松の地で何万という子どもたちを診てまいりました.今では,その子たちが腕に赤ん坊を抱いて訪れます.なんとほほえましいことでしょう.ご縁があり,昔むかし私自身が子育てをしていた東京で新たにクリニックを開くことができ,早や10年近くたちました.次の世代にお目にかかれるかどうかわかりませんが,皆様の健康に役立てるよう一所懸命努める所存です.
もの言わぬ子どもの診察は難しいでしょう,と聞かれることがあります.しかし,子どもは快不快を体全体で表現しますから,慣れた小児科医には子どもの診察はかえって易しいといえます.確かな判断と,子どもの自己治癒力を損なわない技術で,かかわってまいりたいと思います.どうぞよろしくお願い申し上げます.
理事長は小児科専門医として,私は救急科専門医として,それぞれ長い経歴をもっています.二人が密に協力し,乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層の,どのような健康問題にも応じることのできる総合診療クリニックを開くことができました.
受診された方の大部分は当院の治療で良くなりますが,なかには専門的な検査や治療が必要であったり,経過中に病状が重くなることがあります.そうした場合には,高度な総合病院,専門病院がたくさんありますので,そちらへご紹介しています.
何でも相談できるファミリークリニックとして,確かなエビデンスに基づいた医療をお届けできることを願っています. COVID-19 パンデミックのなかで 一般診療所の急性期診療はどうあるべきか 東京都医師会雑誌73(6) 2020年
COVID-19 パンデミックのなかで ----- (続報) 東京都医師会雑誌73(9) 2020年
COVID-19 パンデミックのなかで ----- (最終回) 東京都医師会雑誌74(7) 2021年
細部にこだわるということ 新春随想 東京都医師会雑誌74(1) 2021年