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白川佳代子
これまで三十数年間,四国は高松の地で何万という子どもたちを診てまいりました.今では,その子たちが腕に赤ん坊を抱いて訪れます.なんとほほえましいことでしょう.ご縁があり,昔むかし私自身が子育てをしていた東京で新たにクリニックを開き,早や10年たちました.次の世代にお目にかかれるかどうかわかりませんが,皆様の健康に役立てるよう一所懸命努める所存です.
もの言わぬ子どもの診察は難しいでしょう,と聞かれることがあります.しかし,子どもは快不快を体全体で表現しますから,慣れた小児科医にとって子どもの診察はかえって易しいものです.確かな判断と,子どもの自己治癒力を損なわない技術で,かかわってまいりたいと思います.どうぞよろしくお願い申し上げます.
<小児診療一般 乳幼児健診 ことばの相談 育児相談 夜尿症>
著書(単著) 「子どものスクイッグル --- ウィニコットと遊び」誠信書房 (2001年)
訳書 米国小児科学会編「10代の心と身体のガイドブック」誠信書房 (2007年)
白川洋一
理事長は小児科専門医として,私は救急科専門医として,これまで別々にキャリアを積んできました.二人が協力することで,乳幼児から高齢者まで,さまざまな健康問題に応じられる総合診療クリニックを開きました.内科領域の病気はもちろんですが,比較的軽いケガやヤケドにも対応します.
受診された方の大部分は,当院の診療だけで良くなります.しかし,むつかしい病気が疑われたり,専門的な検査や治療を必要とするケースが,少数ですが混じっています.それを的確に判断して,専門医や総合病院へご紹介するのも私たちの役割です.
著書(単著) 「救急患者の診かた考え方」改訂3版 金芳堂(2013年)
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「わが師に捧げる 」第一外科開講130周年誌 2024年