お知らせ
慢性痛における「痛みの悪循環」 運動療法編
前回で慢性的な痛みは、痛みそのものだけではなく、身体機能の低下や不安・恐怖、ストレス、自律神経の乱れなど
心身のさまざまな要因が関係して起こることを説明しました。
今回は慢性的な痛みの悪循環から抜け出すために推奨されている「運動療法」について効果ややり方をご紹介します。
●痛みの悪循環から抜け出す「運動療法」
「運動」と聞くと、激しい運動やしんどい運動をイメージされる方もいらっしゃると思います。
運動療法とは、身体の状態や痛みの程度に合わせてストレッチや筋肉トレーニング、関節運動などを行い
身体の機能を改善していく方法です。
痛みがあるからといって、必要以上に身体を動かさない状態が続くと、身体を動かす機能が低下することがあります。
そのため、無理のない範囲で少しずつ身体を動かし、日常生活に必要な機能を取り戻していくことが大切です。
運動によって身体を動かすことができれば「痛みがあっても動かせる」とポジティブな認知に変化し、「痛みがあるから動けない」から「痛みがあるけど動かせた」という成功体験にも繋がります。
●運動療法の効果
①筋力・柔軟性の維持と向上
②関節の可動域の改善
③身体を動かすことへの不安・恐怖の軽減
④日常生活動作の改善
慢性痛における痛みの緩和が期待できる運動療法
慢性痛に悩む方は、どういった運動をしたらいいのでしょう?
答えは、楽で継続できそうな運動から行いましょう!
仕事休憩中背伸び、お風呂から上がったら10分ストレッチ、3日に1回5000歩以上歩いてみる、
「どんな運動をやるか」よりも「運動を継続できるか」が大事です。
運動習慣が身に付けばあとから方法や種類は改善、修正できます。
だからこそ、自分が続けられる運動で、とにかく動く時間を少しずつ増やしていきましょう。
もし「痛くて動けない」「ストレッチの方法がわからない」という人は施術を受けて痛みを減らして、身体を動かす目標や計画を立てていきましょう。
●運動療法を行う際に注意点
痛みを我慢して無理して行うと悪化する場合がありますが、適切な範囲で行う運動は推奨されています。
自己流のストレッチ、身体の状態に合わない運動は痛みを強める可能性があります。
・痛みを我慢して無理に動かさない
・反動をつけず、ゆっくり動かす
・呼吸を止めず、リラックスした状態で行う
・運動後や翌日の痛みの変化を確認する
・痛みが強くなる場合は中止し、必要に応じて専門家に相談する
慢性痛は急な痛みと異なり、身体の使い方、生活環境、痛みの捉え方、身体の状態、心の状態などが関わっているため
安静や薬だけに頼らない専門的なアプローチが必要となります。
当院ではお一人おひとりのお悩みや身体の状態に合わせて、施術やストレッチ、運動による身体づくりをサポートします。
焦らず、一歩ずつ身体と向き合っていきましょう。
痛みや不調でお悩みの方は、ツツジ鍼灸院・整骨院までお気軽にご相談ください。

