この調査は、商工会の経営指導員が地区内小規模企業の景気動向等についての情報を毎月収集し、中小企業庁の政策資料に供するとともに、商工会会員並びに地区内小規模事業者に景気情報として提供しているもので、全国商工会連合会が実施しています。
<産 業 全 体>コスト高騰と物価高騰による消費者の節約志向から、苦境に立たされる小規模企業景況
1月期の産業全体の業況は、年末年始のイベント需要が落ち着き、全DIが大幅に悪化した。特に全業種で採算DIが大幅に悪化しており、価格転嫁が追いつかず、コスト高騰が経営を圧迫している。また、物価高騰による消費者の節約志向の影響や、今後の見通しへの不安感と、後継者不足や代表者の高齢化とあいまって廃業を選ぶ事業者も多い。
<製 造 業> エネルギー価格や原材料費等のコスト高騰から、採算DIが圧迫される製造業
<建 設 業>コスト高騰と人手不足から採算DIの悪化に苦しむ建設業
<小 売 業>消費者の節約志向から価格転嫁に踏み切れず、コスト高騰に苦しむ小売業
<サービス業> 閑散期による売上減少に加え、コスト高騰に苦しむサービス業
産業全体の調査結果及びレポートは次のとおりです。
2301レポート.pdf (0.21MB)