講師(宗夜)ブログ
2021-08-26 10:49:00
茶巾のたたみ方
『茶巾のたたみ方』
この回では茶巾のたたみ方を実践しています。
茶道の亭主のお稽古として一番最初にお教えするお稽古と言えるかも知れません。
お茶巾が綺麗にきちんとお茶碗の中に畳まれてありますと、気持ちもスッキリします。
《お茶巾のたたみ方》
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1)お茶巾を絞ったら、長方形に広げる
2)両手の中指を上辺から3分の1下げる
3)その中指を包むように親指と人差し指で上辺を折り畳む
4)もう一度その動きを繰り返して茶巾を帯状にする
5)右手を胸の高さまで上げる。この時、茶巾は左腿の中央あたりに縦になっている。
6)左手の親指を茶巾の中央まで上げる
7)その親指で茶巾を折るように水平にする
8)右手で茶巾を上から突くように折って2分の1にする
9)今度は3分の1だけ突く
10)左手の親指をすぅ〜と抜いて、そのお茶巾をお茶碗の中へ
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う〜ん。
文字で表すとなかなか複雑ですね(⌒-⌒; )
こちらは是非とも動画をチェックしてみてください。
お茶巾を畳むのは、お水屋でのお仕事で、基本的には一人で行います。
お一人で準備をする時でも、いつも綺麗にきちんと行うようにしましょうね。
綺麗な仕草で準備を整えると心も身体も綺麗になりますから自分自身を慈しみ育てていきましょう。
《茶道用語の説明》
※茶巾:麻の晒しで出来た長方形の布。
この茶巾でお茶碗を清める。
※水屋:お水を使って準備するところ、キッチンような場所