講師(宗夜)ブログ

2023-08-14 11:45:00

●クドウ感動!着付けお助けグッズ

美しい着付けを助けてくれるグッズをご紹介いたします。

そろそろ足袋を買い足さなきゃと思い、ネットサーフィンを楽しんでいたところ…

着付け便利グッズを発見!

 

『おはしょり芯』

あったら良いなぁと思っていたけど、やっぱりあったんだ。

《おはしょり芯》

2種類ありました。

(上)メッシュタイプ

(下)合成ゴムタイプ

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2種類とも購入し、試してみました!

それぞれに良さがありました。

 

(上)メッシュタイプ 600円程度

●メリット

・蒸れない

・周りを縁取りしてあるので直線の形をキープしやすい

●デメリット

・短い

 

(下)合成ゴムタイプ 300円程度

●メリット

・長さがちょうど良い

・柔らかいので身体にフィットする

●デメリット

・やや蒸れる

・柔らかすぎて頼りないと感じる人もいるかも…

 

試した結果、二つとも大正解でした。

どちらかと言えばメッシュを推したい気持ち。

だけど、ちょっと短いのよね💦

メッシュ素材のまま、もう少し長ければ💯満点でした。

 

おはしょり芯は、丈の短い着物の時に、とても役に立ちます。

着物は裾から壊れることが多いので、どうしても修繕していくうちに短くなります。

『丈が短くなりますけど、良いですか?』

と呉服屋さんに問われ

『良いです(嫌だけど)』

と仕方なく答える方も多いことでしょう。

短い着物だと分かっていても、おはしょりが無いとどうも格好がつかない。

後から引っ張っても上手く整わない。

そんな時におはしょり芯があれば、ほんのちょっと腰紐に乗っかる分があるだけで綺麗に見えます。

安いし、おススメです!

 

 

そしてもう一つのおススメ!

《あづま姿メッシュ変形衿芯》

これはすごい。

クドウ、感動しました。

2年ほど前から、夏着物の着付けにある悩みを抱えていました。

着物が薄くなればなるほど、襦袢の襟が『ぐにゃり』と内側に曲がってしまうのでした。

袷では曲がらないのに、単衣→薄物と、生地が薄くなればなるほど『ぐにゃり』となってしまう…。

土台となる襦袢の生地が薄くなると衿芯の重みを支えきれずに曲がるのです。背中や胸前のシワを伸ばそうと力を加えるとこの現象が起きます。

衿芯の長さを半分にしてみたり、自分で色々と工夫しましたが根本的な解決になりませんでした。

その悩みをこの変形衿芯は見事に解決してくれたのです!従来品と見比べてみましょう。

 

《メッシュ衿芯》

(上)従来品:幅が一定 4.5cm

(下)変形タイプ:首と肩のカーブに合わせた波状

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(上)従来品

幅が一定であるため、力の分散が均一になると思われます。袷の季節は従来品にて問題なく綺麗に着られます。

しかし、生地が薄い季節を迎えると、肩の部分で、衿芯が縦に立っている状態から横に寝かされる状態に変化するため、負荷が掛かり過ぎて背中側でダブつきます。

 

(下)変形タイプ

首と肩のカーブに合わせた波状となり、肩に掛かる部分で一度くびれています。このくびれにより、外から見えない部分で負荷を吸収。

見える部分にシワを作らず綺麗をkeep!

クドウ、本当に感動しました。

しかも安いっ!

はい、300万円🤠💰

あ、ごめんなさい、ほぼ300円です。

 

着付けには答えがなくて、悩みも様々です。

そんな中で、このような優秀グッズを見つけると

『みんな同じ悩みを持っていたんだなぁ』

と共感を得られて心強い気持ちになります。

お役立ちグッズを見つけましたら、また報告いたします☺️🤲