講師(宗夜)ブログ
●廻り炭之式・無言投げ込み花月
3/27(水) よし庵にて花月会が催されました。
科目は下記の通りです。
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・廻り炭之式
・無言投げ込み花月
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宗嘉先生も、工藤も、この日をとても楽しみにしておりました😊🎵
生徒さまと共に廻り炭之式を行うのは今回が初めてなのです。
しかも生徒さまから『廻り炭をやりたい!』というリクエストをいただきこの日を迎えたのでした。なんと頼もしい!
皆さま、炭台の上のたくさんのお炭を見て、まずびっくり😳
『こんなにたくさんのお炭見たことないわ』
最初に主菓子をみんなで味わいます。
柔らかい生地の美味しい大福。
春の気分を満喫🥰
その後、折据を回します。
・・・緊張の一瞬・・・
『月🌙』
『………花🌸』
消え入るような小さな声が聞こえてきました。
花さん、動揺で目が泳いでいらっしゃいます。
廻り炭之式では、花(ご亭主)のお仕事がたくさあるのです💦
(ふぅ…………)
その他の皆さまより、思わず漏れ出す安堵のため息。(良かったぁ、私じゃなかった)
対してご亭主ちょっぴり涙目🥺
『出来るかしら…、私に…(うるうる)』
『大丈夫よ〜』 ←他人事
『頑張ってね〜』 ←他人事
『〇〇さんなら出来るわよ〜』←他人事
お客様が席入を済ませ、亭主が炭台を持ち踏み込み畳に入って迎え付きのご挨拶。
炭台でのお手前の後に巴半田の持ち出し。
生徒さま達、初めて身近で見る底取りや長火箸の扱いに興味深々。
『そうやって持つのねー』
『へー』
そうこうしているうちに、お手前は進み、筋半田の持ち出し。
(また新しいのが出てきた、なんだ、なんだ)
まるで子どものような無邪気な目、目、目。
しかし皆さまは気付いておられない。
着々とご自身の出番が迫っていることを…。
『そろそろ他人事ではいられませんよー。皆さま、心の準備は大丈夫ですかぁ?』
との工藤の言葉に
『は?😲』という反応のお正客。
『しまった。すっかり油断していたわ💦』
『えぇっと、えぇっと…』とお炭と格闘するお正客さまを尻目に、ご亭主しばし休憩。やれやれ…
『む・ず・か・しぃぃ』
『どうやったら上手く上げられるかしら』
『手を減らすには…』
生徒さまたち、戸惑いながらも試行錯誤。
そして複数個のお炭を見事に持ち上げ炉に焚べていかれます。
割ぎっちょを2つ同時に持たれたり、
枝炭5本を同時に持たれたり、
見事な箸捌き🥢を目にするたびに
『さすがー!』
『素晴らしい✨』
『わぁ .:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。.』
と穏やかな喜びの声が上がります。
そして最後の最後に、ご亭主による炭手前。
お香が入り、釜が入り、送り付けのご挨拶を経て、万事終了!
お疲れ様でした😊😊😊
『ご亭主お疲れ様〜』
皆さまの労いのお声を受けてご亭主も満足そう。
釜の下であかあかと燃える炭。
ご亭主の炭手前の腕が確かなものであることを語っていました。
ところで、
花月会では主菓子と干菓子の2種が供されます。宗嘉先生の手作り和菓子も、生徒さまの大いなる楽しみのひとつ😁
干菓子は見た目は小さいのですが、ぎゅーッと中身が詰まっているので、実は贅沢なお菓子なのです。
さてお次は無言投げ込み花月です。
よし庵の生徒さま達には、もうお手のもの。
スムーズにお席が進みます。
ああ、楽しかった😊
『では最後に記念写真を』
という宗嘉先生の声に応えて全員集合。
パチリ📸
🔴『え?もう撮ったんですか?はい、チーズとか何か声を掛けてくださいよ。』
🟦(めんどくさいな)パチリ📸
『じゃあ、はいチーズ』
🔴『いやいや、いま先にシャッター押しましたよね?』
という、宗嘉先生らしい集合写真を収めて3月の花月会はお開きに😀
うららかな春の一日でした🌸