お知らせ
水の話 PART3
【水の話パート3】
「筋肉は、76パーセントが水分である」
水分量は実際どのくらいなのか?
私の体重で計算してみました↓
体重50キロなので、体液は大体30L。
その内の19Lほどが筋肉内の水分です!
からだの体液の3分の2を占めているのですね。
日頃からよく運動されているお客様が、ガチガチの筋肉をされていて ものすごい冷えもあり、脈も弱く。
最初にご来店された時は正直、
どうしよう…
と思いました。硬すぎて!!
これは2時間じゃ無理だと思いました。案の定あまりほぐれず、、、
なんかおかしいなと思い、その後色々お話を聞くと、かなり水分不足だったので、意識して水分摂取をしてもらいました。
一か月後のご来店の時に、うわっ!と驚くほど筋肉が柔らかくなっていました✨
筋肉は、乾いたスポンジ状態だったのですね。
筋肉が76パーセント水分である事が納得出来た瞬間でした^^
他にもどんどん症状が良くなっていきました。続きはまた後日のブログで、、
この筋肉内の水は、貯蔵庫の役割をしていて身体が水分不足になっていくと、筋肉から水分が出て行き細胞外液の補充をするんだそうです。
お水、大切ですね🍀
セルフケアとアイヌネギ
★ふくらはぎの簡単セルフケア★
サランラップの芯でグーッと下から押し流すだけ^^↓
結構効きますよ〜 手も疲れませんしお手軽です。
ふくらはぎがつりやすい方にも👌
つる原因として、体液のミネラルバランスを崩してる場合も結構多いです。
ミネラルは、神経や筋肉の動きを調整しているので、利尿作用が多い飲み物ばかり飲んでいたり、水分不足でも筋肉に異常が出てきます。
ふくらはぎの奥がガチガチに張っていて、コーヒーばかり飲むお客様がいたのですが、
今までずっと毎日夜中に必ず足がつる、マッサージ行っても必ず足がつる、と言う状態だったそうで、
ご来店時にふくらはぎの奥の筋肉を毎回念入りにほぐさせてもらったのと同時に、お水を摂るようにしてもらって、つらなくなりました👌
話は変わって、、、
ご近所さんの和食処「六楽」さんへ久しぶりに行って参りました。
四条通のニッシャさんの向かえです。
天ぷらを頼みましたら、
大好きな「アイヌネギ」が出てきました!(*゚▽゚*) ィヤッホゥ!
アイヌネギとは行者ニンニクの事です。
北海道ではこう呼びます^^
食べたかったんですよねー!久しぶりに食べれて幸せでした^^
美味しい料理って、一瞬で「癒しと幸せ」を与えてくれますよね!✨
水分の話Part2
水分の話Part1(2017年10月16日のブログ)では『施術後の水分補給の重要性とアルコールについて 』書かせて頂きました。
ざっくりと内容は・・・
☆マッサージ後の効果を最大に引き上げるために、お水を採りましょう!
☆マッサージにより血中に流れ込んだ老廃物を尿として排出する為に、水を飲んで血流を良くする。(老廃物の再沈殿防止)
☆水分を摂ることで血流が良くなり、揉みほぐした筋肉の細胞に血液がスムーズに流れて、筋細胞が修復され筋肉が柔らかくなり回復する。
☆お酒は身体が脱水状態になり、血液循環や新陳代謝を低下させ施術の効果を相殺するので施術後はなるべく避けてください。
という内容でした。
今回は、
普段摂る水分は、お水の代わりに、
『お茶で良いんですよね?』
『硬水と軟水どちらが良いんですか?』
『炭酸水でも良いんですか?』
など良く聞かれますので、簡単にまとめてみました↓
マッサージ後の老廃物を排出する目的としては、ミネラルウォーターで作る白湯か、常温のミネラルウォーターが良いです。500mlくらいを、こまめに摂ってください。
血液を構成する殆どの成分は水分で、水分が不足すると血液がドロドロになり血行が悪くなり、
血液の役割である老廃物の運搬がスムーズに行えなくなります。
☆お茶。 コーヒー・お酒も利尿作用があるので、そればかり飲んでいると水分吸収になりにくく血流が悪くなります。
それらを飲んだ分もミネラルウォーターで補給しましょう。
麦茶はノンカフェインですが、体を冷やすので飲み過ぎには注意です。
冬でも温かいお茶ばかり飲むおじいちゃん・おばあちゃんは、必要な水分も飛んでしまい血液がドロドロに・・・脱水を招き、
脳梗塞や心筋梗塞を引き起こし12月から1月は死亡率が高いそう。。。
☆硬水と軟水について。カルシウムとマグネシウムの量が多いものを硬水(ミネラルの量が301以上)・少ないものを硬水(数値が100以下)としている。
硬水・・・健康管理のためのミネラル補給に適している。血液さらさら効果があり、動脈硬化を予防。
腎臓に疾患のある方はカルシウムが負担となって尿路結石を招くので控えた方が良い。
マグネシウムを多く摂取すると、下痢などの胃腸障害を起こす危険性があるので、
赤ちゃんやお年寄り、下痢しやすい方には不向きですが、便秘しやすい方には良いですね。
いきなり硬度の高い水を飲むとお腹を下す可能性があるので、初めは硬度の低いものから徐々に慣れていくほうが良いかもしれません。
かたい肉を煮る・アクや臭みを取る・野菜の煮崩れ防止・アク抜き・お米をパラパラに炊き上げるには〇。
※ヨーロッパは硬水の地域で、平坦な地中をゆっくりと流れるためカルシウムやマグネシウムが多く含むようになるそう。
軟水・・・浸透が早く吸収性に優れている。マグネシウムなどのミネラルが少ない分、内臓への負担が少ないので赤ちゃんや胃腸機能が弱い方も安心。
ダシを取る、野菜を柔らかく煮る・ご飯をふっくら炊くに〇。
※日本の水は殆どが軟水で、これは日本の国土が激しい地形であり高地から流れる速度が速いため、地層中のミネラルを取り込みにくい。
☆炭酸水は疲労回復に!
無糖の炭酸水は乳酸を中和させる働きがあり、炭酸水は疲れた時や慢性疲労に良く、血流を良くして新陳代謝を活発にするので冷えやむくみにも有効。
海外の天然炭酸水は硬水が多いですが、国産の軟水の天然炭酸水も販売されているので、胃腸が弱い方は軟水の天然炭酸水が良いかと思います。
☆アルカリイオン水。疲労・下痢・胃酸過多・アトピー・糖尿病・生活習慣病予防に効果。
健康な人の体液はpH値が約7.4の弱アルカリ性ですが、体が疲れている時には体液のpH値が酸性になっています。
アルカリイオン水を飲むことで弱アルカリ性に戻るので体の調子がよくなります。
☆下痢をしやすい方は脱水に注意です。
一回の下痢で、体重10kgなら下痢一回で100ml、
80㎏の方なら800mlも水分が失われてしまうので、
80kgの方が一日に3回も下痢をしてしまうとそれだけで2.4Lも体液が失われてしまいます。
これは体重の3%が減少し、軽度の脱水状態に。
下痢、発汗、に対して水のみを補給し続けることで体液に含まれるナトリウムが多く失われ、
容易に低張性脱水の状態に。
口渇感を伴うことは少なく、皮膚や粘膜の乾燥も少ない為、初期症状が少ないですが、
進行すると全身倦怠感や眠気・手足は冷たく、脈拍が弱くなるそう・・・
お客様でもちらほら当てはまる方がいます。。。
脱水症の予防としてはスポーツドリンクが有効ですが、
脱水状態の時は、スポーツドリンクよりもナトリウムの量が多く糖分が少ないため迅速に水分補給ができる「経口補水液」が適しています。
発汗や下痢が合わさったりして身体のミネラルが減少し、亜鉛不足になり味覚障害が起こる場合も、、
その場合も亜鉛だけ摂るのではなくミネラルの摂取をされた方が良いですね☆
低張性脱水の状態かなと思うお客様の特徴として、、
・普段から冷たいお茶などばかりで慢性的な下痢の方
・お酒は飲むけど水はほとんど飲まない
こういった習慣がある方に多い気がします。。。
成人が一日に必要な水分は大体2.5Lですが、食事からは大体1L摂取できるので、
残りの1.5Lはお水で水分を摂る必要があります。
不足していると、血液の粘性が上がり
筋肉疲労の回復もされにくかったりします。
お水は一気に飲むのではなく、朝から晩まで口を湿らすイメージで自分のペースでゆっくり飲みましょう^^
参考文献
『ミネラルウォーターの処方箋』(日東書院)
『知られざる水の「超」能力』(講談社+α新書)
著者:藤田紘一郎