おしらせ
2018-02-06 18:19:00
2月はチョコレートに注意
2月といえば『節分』に『バレンタイン』と
イベントが目白押しですね。
そんな中ワンちゃんにとっては
2月は1年の中で一番チョコレート中毒が
起きやすい季節といわれています。
それはもちろんバレンタインの影響でしょう。
では、今回はワンちゃんのチョコレートアレルギーとは
何かについて説明しようと思います。
【なぜチョコレートがダメなのか?】
チョコレートの主な成分となるカカオには
テオブロミンと呼ばれる成分が含まれますが、
この成分が神経や心臓に影響を与えるため
とくに重い中毒症状をもたらします。
【チョコレート中毒の症状】
●嘔吐
●下痢
●利尿
●神経障害
●興奮
●神経衰弱
●活動過剰
●過温症
●突然死
初期症状・・・嘔吐や水を過剰に欲する、興奮状態など
急性例・・・下痢・利尿・運動過剰など
重症例・・・けいれん・過温症・突然死など
などが起こりえます。
どのくらい悪化するかは、食べたチョコレートの量によって
症状が変わります。
【中毒症状が起こる量とは】
ワンちゃんの体重1kgにつき
テオブロミンが100~150mg含まれていると中毒症状が出ると言われています。
つまり体重が3kgのチワワちゃんの場合だと
300~450mgのテオブロミンで影響があらわれます。
これを市販のチョコレートで換算すると
●ミルクチョコレート1枚(60g)の場合
テオブロミンが132~180mg含まれるので
約1枚半の100g食べてしまうと
チョコレート中毒が起こりえます。
●ビターチョコレート1枚(60g)の場合
テオブロミンが360~600mgほど含まれるので
もしチワワちゃんが1枚食べてしまうと
中毒症状もしくは致死量に値する量になってしまいます。
最近はカカオの健康効果をうたった商品が多く
カカオの量も多くなりがちなので
注意が必要ですね。
【予防のために】
2月は何かとチョコレートが近くにあることが多いので
冷蔵庫で冷やすことを心がけて
テーブルに置きっぱなしにしないように心がけると
事故が起こりにくくなります。
小さいお子さんがいる場合は
特に注意が必要になりますので
ご注意ください。
【本日のモデル犬】
今回のモデル犬はトイ・プードルの『モカちゃん』です。
体重も3kgくらいで理想的なサイズのプードルちゃんですね。
今回はファーメイクという種類のトリートメントセットで
キレイに仕上げていますので、
フワフワが続いてくれると嬉しいですね!!