うっちーのつぶやき

2021-08-11 19:00:00

子育てサポートって何?③

 そしてこの時期に2つの経験ができました。「教える」側からから「教わる側」になったことと初めての入院をしたことです。学生になり、「わからない。」、「合っているか不安」、「どうしたんだ?」を経験できたことで、教わる側の気持ちを経験できました。これまで仕事や日常で、わからないことに向き合うことって大人になってから正直少なくなっていました。教えられる側になり、質問することやわからないことを人に伝えることの難しさをとても感じました。もしかしたら、子育て中のパパやママも(そして学生も)育児でわからないことを誰かに伝えるって、難しいのかなと育児中の家族目線になって考えることができるようになった気がします。
 初めての入院は、歯列矯正治療の手術を受けた時のことです。入院して初めての患者体験をして、この時に出会った医師や看護師さんの入院中の対応から学ぶことがたくさんありました。自分が医療者ということで変な遠慮と自意識過剰で(?)なかなか悶々としました。口の中の手術だったので、ご飯は流動食をストローでいただきました。次第に同じ味に慣れて飽きてきてしまい、食事を残すようになりました。しかしそれを否定せず受けとめてもらい、栄養士に相談する機会を作ってくれて、工夫点を一緒に考えてくれました。そしてその後の食事について、入院中のスタッフさんがみんな気にかけてくれる声かけをしてくれました。
主治医とは、それまでの長い通院で関係性を少しずつ築いていけましたが、看護師さんとは入院して初めて出会いました。その中でも私の想いを汲み取ろうとしてくれる姿勢や、受け止めてくださる姿勢にとてもとても感動したし勉強になりました。

2021-08-09 18:12:00

子育てサポートって何?②

 今年5月には、周防町アサイクリニックで子育てサポートを始めることが決まりました。これを機に、「子育てサポートとは何か」を考える機会がさらに増えたように感じます。
具体的にどんなことをしたいかクリニック院長の浅井先生や、この機会にサポートのメンバーとして加入した杉さんも含めた助産師チームと話し合いました。その中で、そもそも子育てサポートの概要がはっきりしていないと、どんな事業ができるのかorしたいのか具体的にイメージができずに困りました。
「私の思う子育てサポートってなに?」という質問に、私ははっきり答えられるのかと自問自答をひたすら繰り返しました。
 2020年に調査元ベネッセコーポレーションが母親を対象に「新型コロナウイルス感染症の影響による生活環境の変化」についての調査を行いました。その結果、母親が「子どもの成長に不安を感じる」「孤独を感じる」「自分の時間がなくて辛い」といった意見が3〜4割ありました。核家族化が進み、かつ出産年齢の高齢化により、子どもから見て祖父母からの子育て支援を得にくくなっています。さらに現代の子育てが、コロナ禍という世界全体の変化により、ますます子育て家族の孤立化が進んでいるのが現状です。

 そんなご時世に、助産師うっちーは子育て家族に何ができるのか?めちゃくちゃ考えます。自分もすでに30代後半の未婚。自分の妊娠・出産・結婚についても考える機会になりますね。
 私のこれまでの助産師としての職歴は、5年間病院勤務、2年間大学院生この時小児救急電話相談の相談員)、合計5年間大学看護学部教員(院生になる前に2年、院生専念してあとの3年)、1年間フリーランス助産師です。
5年の病院勤務ではいろんな経験をさせていただきました。その中でも、半年ちょっとの離島での病院勤務経験は病院での助産師の役割やチーム連携など考える機会となりました。
2年間の院生生活(その後3年社会人兼学生として継続していたんで修了はまだまだ先)では、電話相談員として育児中のパパやママから「こんな時どうしたらいい?」といった生の声を聞くことができました。その中で、産後の入院中での指導の限界と、退院してからのご家族にも子育て期間の国家資格の助産師なんだからもっと関わっていきたい!産後1週間だけしか助産師が産後のママに関われないのではもったいないなと考えるようになりました。

2021-08-03 17:05:00

子育てサポートってなに?①

ちょっと長くなったので、数回に分けてアップします。

 

助産院を開業して1年経ちました。

去年、助産院を始めようと思ったきっかけは、オンラインでネットを使った繋がり作りは子育て中のご家族の孤立予防になると考えたからです。

とは言いっても、そこまでがっつり「これが私の助産院の役割だ!」と決まっていたわけではなくて、「助産師がそばにいるという実感が、きっと子育て中の親子にちょっとは役に立てるだろうな。たぶん」といったふんわりとした想いでのスタートでした。

そんなふんわりでスタートした私ですが、そばにいる助産師は1人よりチームが良いと思い、同世代の助産師であるゆりのさんやともちゃん、のりちゃんに声をかけて、最初からチームでスタートすることができました。本当に感謝しています。

2021-07-27 06:00:00

助産院や助産師の強みって?

 助産師 内田(うっちー)の強みは何か?去年助産院を開業した時から、答えが見つからないまま時は過ぎて行きました。うっちー(私)といえば、これでしょ。っていう強みとはなんぞや?

 

 そもそも分娩を取り扱わない助産院(以下無床助産院)が何をする場所か?無床助産院の助産師が何をしているのか、あまりイメージがわかない方もいらっしゃるようです。今でこそ、子育てはサポートが必要だと言われるようになってきていますが、お金を出してまで第3者に依頼することはまだまだ当たり前ではないように感じます。子育ては家族で、地域でするものという風潮が徐々に変わっていますね。

 

2021-07-22 16:00:00

初ブログ

助産院 チェスト 

内田です。

今まで、文章が苦手で書かなかったブログを始めてみようと思います。

昨年、2020年6月に助産院をスタートしました。3月にそれまでの仕事を辞め、しばらくは今後の方向性を考えようと思っていました。

4月にハローワークに行きました。その後新型コロナウイルスの感染者が増えたことにより緊急事態宣言発出。自宅にこもる日々が始まりました。

そんな中、助産院をしている友人が子育て応援のオンラインイベントに誘ってくれそれをきっかけに、助産院を始めるに至りました。

「いつか助産院を持ちたい」とは漠然と思っていましたが、「はじめよう!」と決めてしまえばサクサクと進んで行きました。

それから1年とちょっと。 インスタグラムや公式ラインアカウントでイベントのご案内などはしておりましたが、もっともっと文章で

子育て支援への想いや日常などを発信できればと思います。

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