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「相見積もりの末、ご契約いただいたお客様のお話」
先日、屋根工事のお見積もりをご依頼いただいたお客様のお話です。
お客様は複数の業者へ相見積もりを依頼し、内容をじっくり比較・検討されていました。
当初は「屋根は塗装すれば、まだ長く使えるだろう」とお考えだったそうです。
お客様のお話によると、これまで相談された業者では、主に塗料の種類や塗装方法についての説明が中心だったとのことでした。
そこでLINEsystem株式会社では、まず屋根裏の点検を実施し、その後ドローンによる屋根調査を行いました。
調査の結果、屋根材の劣化だけでなく、雨漏りの兆候も確認されました。
この状態で塗装のみを行った場合、根本的な改善につながらず、将来的に再工事が必要となる可能性があることを、写真や点検結果をもとにご説明しました。
そのため、塗装ではなく「葺き替え工事」または「カバー工法」をご提案し、それぞれのメリット・デメリットも丁寧にご説明しました。
また、既存屋根材の年代からアスベスト含有建材の可能性についてもご説明し、工事前に必要となるアスベスト事前調査、法令に基づく公的機関への報告、適切な施工方法について資料を用いてご案内しました。
お客様によると、以前相談された業者へアスベストについて質問した際には「関係ない」と説明を受けたとのことでした。
不安になったお客様は、ご自身で最寄りの保健所へ確認されたそうです。
後日、お客様から、
「保健所へ確認したところ、LINEsystemさんから説明を受けた内容が法令に基づく手続きであることが分かり、本当に驚きました。費用だけを見ていたら、後で後悔していたかもしれません。」
というお言葉をいただきました。
葺き替え工事やカバー工法は、塗装と比べると工事費用が約2倍になる場合があります。
それでもお客様は、
「価格ではなく、この先も安心して住み続けられる工事を選びたい。」
という理由で、最終的にLINEsystem株式会社へご依頼くださいました。
私たちは価格だけで工事をおすすめするのではなく、建物の状態を正しく診断し、法令を踏まえたうえで、お客様にとって本当に必要な工事をご提案することを大切にしています。
皆様なら、何を基準に工事を選ばれますか?
工事費の安さでしょうか。
それとも、大切な住まいを長く安心して守るための工事でしょうか。
目先の価格だけでは判断できない価値があります。
今回のお客様も、工事費用は塗装より高額でしたが、調査内容や根拠、法令への対応、そして将来を見据えたご提案をご評価いただき、LINEsystem株式会社をお選びくださいました。
これからも、お客様が後悔しない住まいづくりを、誠実な調査と根拠のあるご提案でお手伝いしてまいります。
【海の森が消えていく時代に、私たちは何ができるのか】
海の中には「海の森」と呼ばれる場所があります。
それが、海藻や海草によって形成される「藻場(もば)」です。
陸上の森が木々によって生き物を育てるように、海の森もまた、多くの命を支えています。魚やエビ、カニ、小さな生き物たちの住処となり、産卵場所や稚魚の成育場として機能しています。さらに海の水質を整え、近年ではCO₂を吸収・貯留する「ブルーカーボン」としても世界的に注目されています。
しかし現在、その海の森が静かに失われています。
日本各地の海では、「磯焼け」と呼ばれる現象が広がっています。これは、本来海藻が広がっていた海底から藻場が消え、白っぽい岩肌だけが残ってしまう現象です。昔は豊かだった藻場がなくなり、魚が減り、海の景色そのものが変わり始めています。
特に問題視されているのが、カジメなどの大型海藻の減少です。
カジメはコンブの仲間に近い大型海藻で、海の中では森のように広がります。このカジメ藻場は、多くの海洋生物にとって重要な環境です。しかし近年、そのカジメ藻場が各地で衰退していることが報告されています。
原因は一つではありません。
海水温の上昇。
高水温による海藻へのダメージ。
アイゴ、イスズミ、ブダイ、ウニなどによる食害。
海流の変化。
栄養塩や海中環境の変化。
これらが複雑に重なり合い、藻場の減少につながっていると考えられています。
気象庁の発表によると、日本近海の海面水温は長期的に上昇しており、100年あたり約1.36℃上昇しているとされています。
たった数℃と思うかもしれません。
しかし海の生態系にとって、その変化は非常に大きな意味を持ちます。
海藻は高水温に弱く、生育しづらくなる場合があります。さらに、水温上昇によって植食性の魚たちの活動期間が長くなる可能性もあります。つまり、「海藻が弱る」と同時に、「海藻を食べる生き物が増える」という状況が起きている可能性があるのです。
これは単なる自然現象ではありません。
海のバランスが変わり始めているということです。
藻場が失われると、魚や貝の隠れ場所や産卵場所が減少します。アワビやサザエなどの餌場も失われます。そしてその影響は、水産業や地域経済、私たちの食生活にもつながっていきます。
さらに藻場は、ブルーカーボンとしての役割も担っています。
海藻や海草は光合成によってCO₂を吸収し、一部は海底や深海へ移動し、長期的な炭素貯留につながると考えられています。つまり藻場を守ることは、生態系保全だけでなく、気候変動対策にもつながる可能性があるのです。
一般社団法人日本エシカル塗装協会では、海の環境再生に関わる取り組みの一つとして、カジメ藻場の調査協力を開始しました。
今回の取り組みでは、カジメを保護用のカゴの中で管理し、生育状況や食害の影響などを観察しています。
増えるのか。
減るのか。
食べられるのか。
その環境で育つのか。
こうした小さな観察を積み重ねることで、現在の海の状態を知る手がかりになります。
もしカゴの中では育ち、カゴの外では育たないのであれば、そこには今の海が抱えている問題が見えてくるかもしれません。
私たちは専門研究機関ではありません。
しかし、海の変化に危機感を持ち、地域や調査団体の取り組みに協力し、伝えていくことはできます。
塗装業界は建物を守る仕事です。
外壁や屋根を長持ちさせることで、建物の寿命を延ばし、資源消費や廃棄物、CO₂排出の削減にもつながります。
そして今後は、建物だけでなく、海や森、地域環境、未来そのものを守る視点が必要だと考えています。
藻場を守ること。
海を知ること。
現状を伝えること。
それは決して一部の専門家だけの問題ではありません。
私たちの暮らし、漁業、環境、未来はすべてつながっています。
海の変化は静かに進んでいます。
だからこそ、まずは知ること。
現場を見ること。
記録すること。
そして、多くの人に伝えていくこと。
その小さな積み重ねが、未来の海を守る大切な第一歩になると、私たちは考えています。
【見た目だけで塗装を判断すると危険です】
外壁塗装には、塗料の性能だけでは解決できない「建物構造の問題」があります。
特に近年多い“直張り構造”の建物は、構造上の湿気滞留により、
膨れ・剥がれ・塗膜不良などのリスクが発生しやすい特徴があります。
実際に塗料メーカーの保証内容にも、
「構造上発生した不具合は保証対象外」
と明確に記載されているケースがあります。
さらに、濃い色や艶あり塗装は熱を吸収しやすく、
塗膜への負荷が高くなるため、不具合リスクが上がる場合があります。
現場を見る中で、
「この構造で艶ありを塗っているのか…」
と思うことも少なくありません。
しかし、不具合が発生した際に、
最終的に責任を問われるのは施工会社です。
だからこそ、
ただ“塗る”のではなく、
・直張り構造か
・通気構造か
・湿気の逃げ道があるか
・濃色が適しているか
・艶の有無によるリスク
・建物の立地環境
そこまで確認した上で、
お客様のご希望の色や仕上がりと、
将来的なリスク回避のバランスを考えながらお打合せを行う必要があります。
残念ながら、
業界では不具合発生後に
「構造の問題です」
「様子を見てください」
「補修だけで対応します」
という形で終わるケースも少なくありません。
LINEsystem株式会社では、
万が一に備え、瑕疵保険に加入しております。
これは施工店だけの判断ではなく、
第三者機関を通じて保険対応が行われる仕組みです。
見た目だけでは分からない部分だからこそ、
私たちは“塗料選び”より前に、
「建物を理解すること」を大切にしています。
長く安心して住める塗装工事のために、
施工前の調査とご説明に時間をかけています。
その塗装、本当に建物に合っていますか?
塗装工事というと、
「どこの塗料がいいのか」
「何年持つのか」
「価格はいくらか」
に目が向きがちです。
ですが実際の現場では、
塗料選びを間違えることで、
数年後に膨れ・剥がれ・ひび割れなどの問題が発生するケースも少なくありません。
私たちが大切にしているのは、
“高い塗料を売ること”ではなく、
“建物に合った施工をすること”です。
例えば近年増えている直張り構造の住宅。
外壁内部に湿気がこもりやすく、
透湿性を考えずに塗装すると、
塗膜内部に熱と湿気が溜まり、
膨れや剥がれの原因になる場合があります。
実際に、
「高耐久だから安心」
と言われ施工されたものの、
数年で不具合が発生している建物も見てきました。
これは塗料が悪いのではなく、
“建物との相性”を考えずに施工されたことが原因の一つです。
また、
濃い色の塗装も注意が必要です。
見た目は高級感がありますが、
熱を吸収しやすく、
外壁材や下地に負担をかける場合があります。
私たちは、
建物構造や通気、既存塗膜、
日当たり、劣化状況まで確認し、
「なぜこの塗料を選ぶのか」
を大切にしています。
だからこそ、
屋根裏確認やドローン調査、
下地の状態確認まで時間をかけます。
見えない部分を確認せずに、
表面だけ綺麗にしてしまうと、
将来的な雨漏りや内部腐食に繋がる可能性もあるからです。
塗装は、
単なる“色替え工事”ではありません。
建物を守り、
住まう人の安心を守るための工事です。
だから私たちは、
「今売れればいい」
ではなく、
「10年後も後悔しない施工」
を基準に考えています。
・なぜこの塗料なのか
・なぜこの色なのか
・なぜこの工法なのか
そこまで説明できて初めて、
本当の塗装工事だと考えています。
LINEsystem株式会社は、
これからも建物知識と現場経験を活かし、
“失敗しないための塗装”を追求していきます。
「濃彩色塗装の“見えないリスク説明うけていますか?”」
外壁の色選びで人気の
👉 黒・濃紺・赤・深緑などの濃彩色
高級感があり、とてもかっこいい反面、
実は見えないリスクがあることをご存じですか?
濃彩色は太陽の熱(赤外線)を吸収しやすく、
夏場には外壁表面が
👉 60〜80℃近くまで上昇することもあります。
この熱が外壁の内部に伝わることで
✔ 外壁材の伸縮(反り・割れ)
✔ シーリングの破断
✔ 湿気の滞留
そして最も注意すべきなのが
👉 透湿防水シートの劣化です。
透湿防水シートは、
「水を防ぎ、湿気を逃がす」
住宅を守る非常に重要な部分です。
しかし、熱や湿気の影響が長期間続くと
👉 硬化・破れ・防水性能の低下
を引き起こし、最終的には
👉 雨漏りの原因になる可能性があります。
つまり、
色選びひとつで
👉 建物の寿命に影響する
ということです。
では、このようなリスクに対して
どう対策すべきか?
✔ 遮熱性能の高い塗料の選定
✔ 高耐久シーリング材の使用
✔ 通気・構造を考えた施工
✔ 適切なメンテナンス計画
これらを総合的に判断することが重要です。
ここで一つ、ぜひ確認していただきたいことがあります。
👉「濃彩色のデメリット、説明を受けていますか?」
もし説明がない場合、
それは本当にお客様のことを考えた提案でしょうか?
LINEsystem株式会社では
✔ 色のメリット・デメリット
✔ 熱の影響
✔ 外壁構造への負担
まで踏まえた上で、
専門的な視点からしっかりご説明しています。
見た目のカッコよさだけで選ぶのではなく、
👉 10年後・20年後も安心できる選択を。
それが、本当に後悔しない外壁塗装です。

