小松・本光寺 スカッと念仏
ここみて本光寺
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本光寺みそ作り
今日は毎年恒例のみそを作っていきます。
ご門徒で岩上の西田幸恵さんの指導の下、作っていきます。
原料となる大豆は水で浸しておいて、前日にこの大きな寸胴で炊きました。
すると、大豆は水を吸ってミンチにしやすくなります。
「大豆ミンサー」という機械にかけ、大豆をミンチにしていきます。
この時点で味噌の味はしませんが、少し食べてみると大豆の濃厚な味がしました。
塩と麹とを混ぜてこねます。結構、腰と力が要ります。
混ぜたものを丸めて、タルにたたきつけてます。
こうすると、空気が抜けて腐りにくくなるそうです。
暗くて涼しい所で一年寝かせて完成です。
こうしてできた味噌をお磨きの時の昼食や報恩講のお斎などででおいしく頂きます。
令和2年初寄合
今冬では珍しい雪の中、本光寺初寄合に102名の方が足を運んでくださいました。
本光寺の一年間の行事や、昨年度決算・今年度予算の報告が行われます。
最初に一同で御本尊に向かって真宗宗歌を斉唱
今年度から責任役員となられた中田郁夫氏からご挨拶
続いて住職より
全文を本ページの最後に記載しますので、是非ご一読ください。
長年、本光寺のお世話をしてくださった方々には感謝状をお送りします。
写真は昨年度まで責任役員を務められた松浦義一氏。本当にお世話になりました。
以下、住職のご挨拶です↓↓↓
本日はご多用の中、多数の方々にご出席を頂き誠に有難うございます。この初寄合には、主に本光寺重役員、全174地区代表世話役の方々をご案内させて頂いております。
毎年この初寄合では、ご門徒の皆さまに今日の本光寺の運営に対しまして充分なご理解が得られるよう、新旧年度の行事・活動・方針等のご報告をさせて頂いております。
さて、去る2月4日に総代会が開かれ、昨年度の経常会計収支決算、並びに令和2年度同会計収支予算案のご承認を頂いたところであります。昨年の行事につきましては、予定通りすべて順調に執り行われましたが、資金収支決算書の歳入の部では法務志納金の予算額に約1700万円の減額となりました。
このような結果になった原因の一つは、葬儀数が一昨年に比べ55件減少したことと、二つには本光寺を会場とする葬儀が減ったこと。昨年は2件でありました。次に近年目立って葬儀に呼ばれる僧侶の人数が減り、1~2人が主流になってきたことなどが挙げられます。その結果一昨年と比べ永代経志が約960万円、葬儀志が約810万円とそれぞれ減収となりました。
それでは、令和2年度の主な行事予定を説明致します。来る6月20日に住職継承法要を本光寺に於いて執り行います。これは4月28日に本山で宗務総長から住職任命を受けて、この日付けで正式に住職に就任することになります。この後、宗務総長が承認したことを県庁に届け出をして、県知事から宗教法人本光寺の代表役員の認証を得て、法務局に登記をします。この継承法要はこれらの所定の手続きが終わったことをご本尊に奉告をし、この日参詣されたご門徒の皆さんの立ち合いの下、新住職のご披露と新たな門出を祝う法要です。このことにつきましては、春の寺報「光雲」の記事に、更にチラシを頒布して全ご門徒に周知を図りたいと考えています。
本光寺の由緒に拠りますと、本光寺の前身である天台宗円満寺は長保2年(1000)八幡に草坊が建てられた事に始まり、文明4年(1472)に円満寺41代住持惠國院円周が吉崎の蓮如上人より蓮の一字を賜り、法名を慶恩坊蓮慶と改め、真宗に改宗し本光寺を開きました。以来本光寺ではこの蓮慶を初代とし、この度の新住職の就任で第20代となります。どうか皆さん、この滅多にない節目の年にこのような稀有なご縁に出合えたことを共に慶び合い、祝って頂きたいと思います。
最後に、毎年この会合で申し上げておることですが、お手元にある会計報告書のことでお願いがあります。これは一見して現在の本光寺の経営状況が分かるものです。これからも初寄合にご出席頂いた方には包み隠さず、ガラス張りにしてご報告いたしますが、これはご門徒以外には公開するものではありません。依って、この書類を持ち帰られても、どうか部外者の手に渡らぬようご配慮願いたいと思います。
念の為に申し添えておきます。
ご静聴有難う御座いました。