芽かき

芽かき

調理しやすいサイズの野菜を作るにあたり、芽かきは必要です。
「間引き」は込み合っている苗を減らすのに対して、「芽かき」は1本の苗の枝を少なくします。枝を少なくすることにより実に栄養が渡りサイズの大きい物が出来ます。
家庭菜園で野菜を育てるにあたり、芽かき自体はそんなに難しくありません。気持ち的に主枝が枯れたら予備がなくなるとか、育っているのを切り落とすとか、心理的なドキドキ感というか、不安感は否定できません。が、それをしないと野菜のサイズが小さくなってしまうので思い切って実行します。

ジャガイモ

ジャガイモ種芋からいくつも芽が出てきますので、これを1つに絞ります。抜きそびれたりして、2本で育てた場合、やはり出来上がるジャガイモのサイズが小振りになります。カレーとかに丸ごと入れて使うくらいの、ピンポン球よりちょっと大きいサイズくらいです。悪くはないですが調理し難いですよね。

トマト

ワキ芽ミニや中玉であれば2本立てくらいにしますが、普通のサイズは1本。普通サイズのトマトでも中玉くらいの仕上がりでよければ2本立てにしても問題はありません。ただ、トマトはワキ芽がいっぱい出てくるので、育ちすぎると重さで支柱が持たなかったり、風通しが悪くなって虫や病気が発生したりしますので、ほどほどに。夏の終わり頃ワキ芽を育てたら新しい実がなるかと思ったこともありますが、花だけ咲いて実はあまりなりませんでした。なお、ある程度育ってしまったワキ芽を、初夏(6月初め前後)の段階で取り除き、それを土にさしておくと一つの苗として育ちます。

ナス

ナスも2~3本立てくらいにします。3本のこしてその枝から出るわき芽はとらなくても良いとのこと。ナスはどの枝を残せば良いのか、毎年悩みます。どの枝にもそれなりに実がなり始めると大きくなるのではと期待し、切り落とさなかったこともあるのですがやはりサイズがミニナスになってしまうのでエイッ!と切り落とすのが良いです。