ギリシャは、まだ5月なのに30度を超える夏日が続いています。日差しがまぶしく、すべてがキラキラと輝いています。
世界はこの数か月のコロナパンデミックの嵐で、去年とは全く違う様相になりましたね。
自由に旅行したり、外食や映画やパーティー、コンサートやスポーツ観戦を楽しんだり、昔は当たり前だった人生の楽しみが、今では夢のように懐かしく思われます。
観光業が経済をけん引するギリシャでも、旅行者がほとんど来ないので、旅行関係従事者はもとより、レストランやカフェ、店など、大打撃です。
ただ、イタリアやスペインの方が先にコロナの感染者が爆発したため、近隣国であるギリシャは、早目にロックダウンなどの対策をとることができました。
その成果か、EU国の中でも、5月17日現在、感染者数 2834名 死亡者数163名 で、封じ込めにかなり成功していると思います。
先週あたりから、段階的にロックダウンが解除になってきており、今では、許可証なしで外出もできますし、店も、徐々に開いてきています。中学校や高校も、今日から再開されます。レストランやカフェなども、今月末までには開く予定ですが、もちろん、マスク着用やソーシャルディスタンスなどの細かい規定が決められています。電車やバスでは、向い合う座席に座れないように表示がしてありますし、密集を避けるため、色んな場所の定員も決められています。公共の場や交通機関内では、もちろんマスク着用が必須です。
グリークメモリーでは、一日も早く安全にお客様をお迎えできるように祈りながら、ギリシャと日本、世界の動向を見ています。
まずギリシャ側の受入れ体制ですが、国際線は、まずは、EU内での解除が始まり、そのあとにEU国外への解除となります。非EU国民(日本含む)の入国が許可されるのは、6/16からです。
ホテルは、まず通年営業のホテルから営業を再開し、夏季のみオープンするホテル群(サントリーニはほとんどこちら)は、そのあとに営業再開になりそうです。
なので、現在の状況を総合的にみると、7月には日本人の方の旅行者も大丈夫になるのではないかと、個人的には希望的観測をしています。ただ、状況は刻刻とかわるので、ご希望の方は直接お問い合わせください。
一方、日本側の対応ですが、現在ギリシャは日本からの渡航中止勧告国(レベル3)に入っていますが、こちらも随時変更されるので、外務省のページでチェックしてください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2020T091.html