旬彩ダイニングⅯ 回顧録
レクチャーランチの記憶
~10年間の軌跡を振り返って~ その2
開業当初は苦戦続きだった当店を救ってくれた忘れることのできないイベント・・・
レクチャーランチの想い出
長野県に移住してから各地で素晴らしい食材と出会い、情熱に満ち溢れた生産者の方々と親交を深めてこれたことは私にとってこの上無い財産でした(^^)v
南信地方は貴重な食材の宝庫です、ただし、当時はまだまだ限られた地域だけで消費されていたため、その魅力を県内各地で多くの人たちに知ってもらいたい…そんな思いもお店を始めた理由の一つでした。
開店当初は週末のディナー営業だけだったためなかなか認知されなかったお店を、どうすればもっと知ってもらえるのかと考えて考えて、考え抜いた結果誕生した起死回生のイベントがレクチャーランチでした…
当時は毎月必死になってメニューを考えていたことを今でも懐かしく思い出します。
*信州の伝統野菜「ていざなす」
私が長年苦手だった茄子に対するイメージを払拭してくれた、奇跡の茄子です🍆

ていざなすの産地、天龍村へは何度も訪れ、村の人たちと親交を深めてきました。
レクチャーランチ開催にあたっては村から生産者の方や商品を管理する天龍農林業公社の方々にもお越しいただきました🙂

*信州の伝統野菜「清内路かぼちゃ」🎃
ていざなすと並び南信州を代表する伝統野菜…この二つの伝統野菜はお店を始める前からどうしても皆様に紹介したかった食材です
タイミング良く、当時「信州の伝統野菜」に関する特集記事が信濃毎日新聞に連載されていました。
そこで早速、当店で清内路かぼちゃをテーマにしたレクチャーランチを開催する旨を伝え取材をお願いしたところ、こんな立派な記事として内容をまとめていただき、信州全県版に掲載していただきました✌️

信濃毎日新聞の記事をきっかけにレクチャーランチの噂が徐々に広まり、ついに長野県を代表するグルメ情報誌から取材依頼が…
そして本気で勧める店として4ページに渡りレクチャーランチの紹介記事を掲載していただきました😊

長野県に移住した18年前からずっと懇意にさせていただいている中川村の大島農園さんに協力していただきました🙏
この記事の反響は絶大なものでした…この頃はレクチャーランチが毎回満席になり、キャンセル待ちのお客様も続出しました。

ランチ終了後は大島農園さんにたくさんの野菜を持参していただき、個室を利用しての販売会も開催…個室が即席の直売所になりました🥦
大島農園さんの野菜はお客様からも大人気…毎回野菜が足りなくなるほどの大盛況でした 。
食材に対する熱い想いを皆さんにお伝えしたくて始めたレクチャーランチ…
人前で話すことが大好きな私の自己満足でしかなかったはずなのに、毎回参加してくれるお客様から感謝のお言葉を頂戴して、苦労も忘れる楽しいイベントになりました✌️
信州の伝統野菜…2015年9月開催・ていざなすをテーマにしたランチメニュー
初年度は輪切りにしてバーガー風のていざなすをメインディッシュとしてご提供しましたが、せっかくならその大きさを実感して頂こうと、2年目には縦半分にカットしたていざなすを大胆に盛り付けてみました😊
前菜からデザートまで全ての料理にていざなすを使用したメニュー内容には参加された皆様が大変驚きとても感動してくれました🍆
天龍農林業公社さんが準備してくれる販売コーナーも回を重ねる毎にどんどん立派になってきました✌️
喬木村のイチゴは毎回大人気…販売コーナーも大盛況であっという間に完売してしまいました🍓
2014年4月から毎月2回、第2・第4火曜日に開催してきたレクチャーランチですが、Ⅿ’sフードサービスの本業でもあるフードサポート業務が2016年夏以降急激に忙しくなってしまい、平日のレストラン営業が難しくなってしまいました。
それでも毎回楽しみにしてくれていた常連のお客様が大勢いたので、不定期ながらその後もなんとか継続して開催させていただきました。
生産者の方々とのお付き合いも次第に広がり、新たなテーマ食材も加わったことでメニュー内容にもバリエーションが増し、参加者の皆様にもより満足いただけるメニュー作りができるようになりました。
2016年11月には佐久地域の女性農業者セミナーの一環でレクチャーランチを開催🚌
大型バスを貸し切ってご来店いただき、当店の入り口に観光バスが…!(^^)!
この光景にはさすがにご近所の方々も驚いていましたね(笑)
この時のテーマ食材は南信州の伝統野菜と喬木村のブランドポーク「くりん豚」🐷
信州各地の食材の魅力を伝えたいという思いから、佐久地域の方々にとっては普段あまり馴染みのない南信地域の食材を敢えて選んでみました✌️
それでも14名の参加者全員が熱心にメモを取り私の話しに耳を傾けてくれました、さすが積極的にセミナーに参加された皆さんですね😊
内閣総理大臣賞を受賞した松本市四賀の会田共同養鶏さんとも新たなご縁が生まれ、日頃のメニューやレクチャーランチにもご協力いただけるようになりました🍳
プライベートで長年パンを購入させていただいていた伊那市新山のパンキエストさんともコラボレーションできました🥯
パンキエストさんにはクリスマスディナーのブリオッシュを焼いていただいたり、私が製造したカレーフィリングを使用したカレーパンやカレーナンをお店で販売してくれたりと、お互いに協力しながらお付き合いを続けていました…🥖
こうして想い出を綴っていると当時の記憶がはっきりとよみがえってきます・・・
レクチャーランチは多くの方々との交流を育み、当店のファンを急速に増やしてくれた貴重なイベントでした。
前日から食材の仕入れや仕込み、テーブルセッティングなど遅くまで翌日の準備に追われ、当日も朝から目まぐるしく店内を駆け回り、毎回くたくたになりながらもお客様の喜ぶ顔に元気をいただき、皆さんを見送った後にマダムと二人、喜びを分かち合いながら片付けをしていました…今でもことあるごとに当時の話しで盛り上がる、10年間の軌跡の中で最も心に残る想い出です(^_-)-☆
レクチャーランチについては「Ⅿ’sフードサービス」のスタッフブログでも2014年以降、毎回詳細を報告させていただきました。
ご興味があれば是非そちらもご覧くださいm(__)m












