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年賀状
2年前、携帯に電話をかけると、「おかけになった電話番号は使われておりません」のメッセージ。
数年前にお会いした際に、指定難病を患ておられることをお話されていたので、「もしかして・・・」と。
何人か知人にも尋ねてみても誰一人、その後のご様子を知っている人がいませんでした。
でも今年の年賀状にお名前を見つけて、一安心。電話番号が記載されていないので、直接お話はできていま
せんが、本当に安堵しました。
もう、定年されて10年ちかくになりますが、現役のころは「何かあったら、俺のところに連絡してこい」と
もう一人の営業さんと同様、困ったときには何かと父の代からお世話になりました。お二人がいたから何十年も
そのメーカーさんとお付き合いしてきました。
でも、昨年そのメーカーさんの代理店さんとのお付き合いをやめることにしました。また代理店さんだけで
なく、メーカーの営業さんも今ではすっかり様子が変わってしまいました。どちらの営業さんもこの4年間に
たった1度の連絡もなく、ユーザーが現在どういう状態なのか全く興味が無くなられました。取引先でも同じ
メーカーのユーザーさんがいらっしゃいますが、似たような状況のようで、売ったら売りっぱなしのようです。
また、困ったことがあり、営業さんに相談しようと連絡をしても、「メーカーの担当者に連絡してください」
と言われたそうです。
久しぶりに届いた年賀状のお名前を見て、「何かあったら、俺のところに連絡してこい」と笑っておっしゃって
いたお姿を懐かしく思い出しました。
林さん
11月26日
ずっと以前に定年退職をされ、現在は愛知県で生活されている機械メーカーの
元サービスマンだった林さんが、ひょこっと来られました。
「コロナやら、道路工事やらでなかなか来られなかったけど、ようやく来ること
ができた」と。
ただ、その姿がサービスマン現役時代の作業着なんです。
「なんでその作業着を着てるん?」って聞くと、「親父さんがどこの誰が来たか
わからんかったらあかんやろ」って笑って答えてくれました。
奇しくも6年前の同じ日、すでに退職されていた営業さん二人と一緒に、わざわざ
父や母に会いに来てくださったこともありました。
吹けば飛ぶような、この小さな工場に今でも親しくおつきあいしていただけるのは、
本当にありがたいと思います。
伝説の営業マン
現在大阪の熔材さんの社長をされている伝説の営業マン「江谷さん」からお電話をいただきました。
数年前に大阪に転勤され、その後子会社に出向、現在はその会社の社長をされていて、最近では数年
前の展示会でお会いしたくらいでしたが、その時に伺った営業の仕事ぶりそのままの内容のお電話だ
ったので、改めて彼のすごさを実感しました。
お客さんから困りごとの相談を受けると、溶接については普段の仕事なので適切なアドバイスをされ
ているのですが、ご自身ではよくわからない案件となると、彼のネットワークを生かし、すぐに適材
の人に連絡し、お客さんの課題に対して迅速に対応できるよう行動されるんです。
普段はちゃらんぽらんに見える人なんですが、課題解決にむけて頼りになる人だと感心しています。
今回その人選の中でわたしを選んでいただいたことを光栄に思っています。