ヒプノセラピストのブログ(日記)

2022-02-03 22:59:00

ヒプノセラピー(催眠療法)で使うチェアが新しくなりました

開業以来、約20年近く使ってきたイタリア製のリクライニングチェア。

非常に座り心地がよくクライエント様からの評判も良かったですし、座り心地は当所の受講生の方も練習会、実習を通じてよくご存知だと思います。

今までは老朽化でも修理しながら使ってきましたが、とうとう買い換えることになりました。

何日かにわけて数件のお店を周り、12,3位のチェアの実際に座ってみて、ヒプノセラピー(退行催眠療法)に使えそうなものを選びました。

納入は2月1日ということで、入れ替えを行いました。

初代チェアは塗香とディンシャで清め送り出しました。長い間ありがとう。



新しいチェアは、材質がPUソフトレザーでより柔らかく、アルコールでの清拭もできます。

頭部のや腰部のクッションも豊富でラクです。

オットマン付きで足もより楽になりました。


左が初代リクライニングチェア・右が2代目

リクライニングチェア 従前01.JPG    リクライニングチェア2022 01.JPG


 

2022-01-21 13:57:00

ネガティブ・ケイパビリティとヒプノセラピー(催眠療法)

ネガティブ・ケイパビリティとヒプノセラピー(催眠療法)について

ネガティブ・ケイパビリティ(Negative capability:負の能力、才能)とは、、、

「白黒はっきりつかないグレーゾーンに耐える能力」のことを言います。

 

我々、現代人は忙しい毎日の中で物事を進めるために白黒はっきりさせて選択していくという癖が染みついています。

なのではっきりしない曖昧な状態をストレスと感じてしまいます。

 

これはヒプノセラピー(催眠療法)的に考えると、、、

 

自我(顕在意識)は物事を論理的に解釈することにより判断が下しやすくなるので表面上はスッキリします。

 

自己あるいは潜在意識の深い層は白黒見えるのも実は同じものと感じています。

そこに漂える力があるということは、ストレスに強くなるという考え方です。

 

ネガティブ・ケイパビリティ、この能力の向上の方法

1、ふだんから瞑想やセラピーで潜在意識に触れることをしている

2、ネガティブ・ケイパビリティの概念を知ること

これらによってこの能力は向上すると言われています。


2021-12-01 23:10:00

日本催眠学会に参加してきました

第36回 日本催眠学会学術大会に参加してきました。

会場は奈良の東大寺内のホール

今回のテーマは“よみがえりと催眠”でした。

一見怪しいテーマかと思われるかもしれませんが(笑)

次々と各界の気鋭の医師や大学教授などの演題発表

そして各ユニットで入れ替わる座長たちも大学教授

テーマはそれぞれ
・死生観
・催眠と医療
・臨終の儀式
・催眠による心身の症状解消
・前世療法による気づき
・USPTの事例
・生殖の問題と催眠
     などなど・・・

私も質問させていただきました。

特別講演は京都大学のカールベッカー特任教授
テーマは“日本人の死生観とよみがえり”
日本人より日本人の心がわかる方だと思いました。

また参加したいと思います。

日本催眠学会 21 ポスター.JPG  日本催眠学会 21 東大寺.JPG 

2021-11-27 11:47:00

ヒプノセラピー・退行催眠療法に取り入れる精神分析的心理療法とは

某大学院主宰の精神分析的心理療法のトレーニングに参加してきました。

精神分析的心理療法は前に他で基礎を習ってヒプノセラピー(退行催眠療法)やその事前カウンセリングにも応用しているのですが、この大学の講座は初めてです。

参加者は20人くらいと大学院生です。

初参加は私だけで、あとはこの講座の常連さんででした。

内訳は司法関係の心理士さんが8割くらい、あとはスクールカウンセラーさんと児童相談所の心理士さんで個人開業ヒプノセラピスト&心療内科は私のみでした。
こういった心理系講座で参加者のこの職域構成は珍しいですね。

さて、講座は理論はあまりやらず、事例検討とロールプレイ中心で実践的です。

アセスメントし続け、そしてアセスメントそのものが治療になるという動的アセスメント。

見立ては、推論、妄想、ゲシュタルト、、、なるほどその通りだと思います。

精神分析は近年あまり大学院でも学ぶ機会が減っているとのこと。
しかしトラウマの見立てやカウンセリングにクライエントにかける言葉を選ぶ際にも有効だと思います。

また参加したいと思います。

※写真は大学院からの景色と学食の500円ランチ
精神分析的心理療法 大学 2021.JPG 精神分析的心理療法 大学 2021 学食.JPG



2021-11-22 23:28:00

ヒプノセラピー(催眠療法)や事前カウンセリングの下支えとして

ちょうどコロナ禍での自粛期間の空いた時間を利用して通信制大学院の科目履修生となり、復習を兼ねて基礎科目を勉強してきました。

精神医学特論、発達心理学特論、臨床心理面接特論ⅠとⅡと4科目計8単位分

課題を出し、単位認定試験もクリアしました。

ヒプノセラピー(催眠療法)スクールの受講生さんの様々な職域やカテゴリーに応えられるようにこれからも研鑽を積んでいきます。

放送大学院2021.jpg

1 2 3 4 5 6 7 8 9