ヒプノセラピストのブログ(日記)
ヒプノセラピー(催眠療法)で使うチェアが新しくなりました
開業以来、約20年近く使ってきたイタリア製のリクライニングチェア。
非常に座り心地がよくクライエント様からの評判も良かったですし、座り心地は当所の受講生の方も練習会、実習を通じてよくご存知だと思います。
今までは老朽化でも修理しながら使ってきましたが、とうとう買い換えることになりました。
何日かにわけて数件のお店を周り、12,3位のチェアの実際に座ってみて、ヒプノセラピー(退行催眠療法)に使えそうなものを選びました。
納入は2月1日ということで、入れ替えを行いました。
初代チェアは塗香とディンシャで清め送り出しました。長い間ありがとう。
新しいチェアは、材質がPUソフトレザーでより柔らかく、アルコールでの清拭もできます。
頭部のや腰部のクッションも豊富でラクです。
オットマン付きで足もより楽になりました。
ネガティブ・ケイパビリティとヒプノセラピー(催眠療法)
ネガティブ・ケイパビリティとヒプノセラピー(催眠療法)について
ネガティブ・ケイパビリティ(Negative capability:負の能力、才能)とは、、、
「白黒はっきりつかないグレーゾーンに耐える能力」のことを言います。
我々、現代人は忙しい毎日の中で物事を進めるために白黒はっきりさせて選択していくという癖が染みついています。
なのではっきりしない曖昧な状態をストレスと感じてしまいます。
これはヒプノセラピー(催眠療法)的に考えると、、、
自我(顕在意識)は物事を論理的に解釈することにより判断が下しやすくなるので表面上はスッキリします。
自己あるいは潜在意識の深い層は白黒見えるのも実は同じものと感じています。
そこに漂える力があるということは、ストレスに強くなるという考え方です。
ネガティブ・ケイパビリティ、この能力の向上の方法
1、ふだんから瞑想やセラピーで潜在意識に触れることをしている
2、ネガティブ・ケイパビリティの概念を知ること
これらによってこの能力は向上すると言われています。
日本催眠学会に参加してきました
ヒプノセラピー・退行催眠療法に取り入れる精神分析的心理療法とは
某大学院主宰の精神分析的心理療法のトレーニングに参加してきました。
精神分析的心理療法は前に他で基礎を習ってヒプノセラピー(退行催眠療法)やその事前カウンセリングにも応用しているのですが、この大学の講座は初めてです。
参加者は20人くらいと大学院生です。
初参加は私だけで、あとはこの講座の常連さんででした。
内訳は司法関係の心理士さんが8割くらい、あとはスクールカウンセラーさんと児童相談所の心理士さんで個人開業ヒプノセラピスト&心療内科は私のみでした。
こういった心理系講座で参加者のこの職域構成は珍しいですね。
さて、講座は理論はあまりやらず、事例検討とロールプレイ中心で実践的です。
アセスメントし続け、そしてアセスメントそのものが治療になるという動的アセスメント。
見立ては、推論、妄想、ゲシュタルト、、、なるほどその通りだと思います。
精神分析は近年あまり大学院でも学ぶ機会が減っているとのこと。
しかしトラウマの見立てやカウンセリングにクライエントにかける言葉を選ぶ際にも有効だと思います。
また参加したいと思います。
※写真は大学院からの景色と学食の500円ランチ