お知らせ
2024-09-10 10:59:00
郡山市指定重要無形民俗文化財「柳橋歌舞伎」
柳橋歌舞伎(やなぎはしかぶき)は、江戸時代の末頃から行われてきたといわれる農村歌舞伎です。
地元の菅布禰(すがふね)神社において、村人が芝居や踊りを楽しんだのが始まりと言われています。
戦争や後継者不足などで、数度の中断を余儀なくされたものの、昭和55年に地区全域が保存会の会員となり継承に尽力。
昭和58年には、郡山市指定の重要無形民俗文化財に指定されました。
また、平成15年には公演に使用される歌舞伎衣装17点が、郡山市重要有形民俗文化財に指定されました。
当日は地域住民、中学生による三作を上演。
日中から日没、そして夜と、情景の変化も見どころの一つです。
飲食を味わいながら観劇することも、農村歌舞伎の楽しみとして伝えられています。
売店では、できたての飲食物も用意しておりますので、ぜひご来場ください。
日時
令和6年9月15日(日)
開場14:00、開演15:00
終了18:30(予定)
会場
柳橋歌舞伎伝承館 黒石荘
郡山市中田町柳橋字町向51番地
(観客席は屋外となります)
演目
1.白浪五人男 稲瀬川勢揃いの場
(柳橋歌舞伎保存会研究部)
2.義経千本桜 伏見稲荷鳥居前の場
(郡山市立御舘中学校生徒)
3.奥州安達原 傔仗舘袖萩祭文の場
(柳橋歌舞伎保存会研究部)
2024-09-10 09:39:00
「第22回 海老根 長月 宵あかり 秋蛍(あきほたる)」開催のお知らせ
江戸時代、郡山市中田町海老根地区は水が豊富だったことから、和紙の原料となるコウゾを育て、農閑期の副業に和紙を作りはじめました。
かつて80戸ほどが和紙を生産していましたが、昭和63年に最後の1戸が生産をやめ、一旦歴史が途絶えました。
その後、伝統の継承のため、平成10年に海老根伝統手漉和紙保存会を結成。
平成15年に福島県の伝統工芸品に指定されました。
この海老根伝統手漉和紙で作られた灯ろうを使い、平成15年から毎年秋に、海老根 長月 宵あかり「秋蛍(あきほたる)」を開催。海老根伝統手漉和紙工房。
海老根伝統手漉和紙工房の周辺において、地域住民や学生らが、絵や文字を描いた灯ろうに火を灯し、静かな田園に幻想的な風景を映し出します。
日時
令和6年9月14日(土)・15日(日)
両日ともに、点灯17:30~消灯20:30ごろ
※両日とも雨天の場合、16日(月)に順延
会場
中田町海老根和紙工房 周辺
(郡山市中田町海老根字北向地内)
※中田町では、9月15日(日)に「柳橋歌舞伎」も開催します。
ぜひ、合わせてご覧ください。