上郷さんぽ

④泉養院・置賜三十三観音33番浅川観音
置賜三十三観音33番札所 別名:身代わり観音

置賜三十三観音33番札所 別名:身代わり観音

 所在地:米沢市大字浅川2220

創立は、大同年間(西暦806~810年)に徳一上人が聖観音菩薩をお作りになったころ、泉養院二世が天下泰平、国土安穏、五穀豊穣のための気願書を建立し、徳一上人一刀三札の御作と伝えられる聖観音菩薩(現在は秘仏とされています)を本尊としてお祀りしたのが始まりとされています。

 また浅川観音は、置賜33観音札所の最終札所であり結願所(けつがんしょ)。巡礼者は、ここが最後ということで身に着けていた白装束「おいずり」を脱いで納める習わしがあり、別名「衣脱山観音」とも言われています。本来は納めた方が他界された時、札所から「おいずり」を受け取り遺骸に着けて旅立たせる風習があったが、最近はご家族がお受け取りにこられることは少なくなっているそうです。

 観音堂は江戸時代1711年に再建され、当初は戸塚山山頂にありましたが、昭和29年、参拝しやすいように戸塚山にあったお堂を解体し、規模を縮小し現在の場所に移されました。

 

 ご詠歌 「よろずよの ねがひをここに おさめおく みづはこけより いづるあさがわ」

     「いままでは おやとたのしみ おいずりを ぬぎておさめる とつかやまにぞ」

     「なおたかき くもいとどかぬ さわふかき おさむることは のちのよのため」

 

  その他の情報は下記ホームページよりご覧ください。

 

戸塚山 泉養院(天台寺門宗)/ 置賜三十三観音 第33番 戸塚山観音|観光スポット(米沢市・置賜地方)|やまがたへの旅 - 山形県の公式観光・旅行情報サイト (yamagatakanko.com)

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