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2026-09-12 15:22:00

猫の肥大型心筋症、血栓をどう予防する?

 猫の肥大型心筋症(HCM)では、心臓の中で血液がよどむことで血栓が形成され、突然後肢が麻痺する「動脈血栓塞栓症(ATE)」を起こすことがあります。特に左心房が拡大している猫では血栓リスクが高くなるため、心エコー検査による評価が重要です。近年は、血小板の働きを抑える抗血小板薬を用いた血栓予防が広く行われています。すべての心筋症の猫に薬が必要というわけではなく、心房拡大の程度や血流の状態などからリスクを評価して治療方針を決定します。「元気だから大丈夫」ではなく、心臓病の猫では血栓リスクまで評価することが大切です。