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猫のSFTSから身を守るために――飼い主が今できる3つのこと
① マダニ予防を徹底しよう
SFTSウイルスは主にマダニを通じて猫や人に感染します。
特に草むらや山道などに出入りする猫は、マダニに刺されるリスクが高くなります。
💡おすすめ対策
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月1回のスポットタイプのマダニ駆除薬(例:レボリューションなど)を投与しましょう。
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完全室内飼育を心がけましょう。
② 猫の体調変化を見逃さない
SFTSに感染した猫は、以下のような症状を示すことがあります。
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発熱
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元気がない
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食欲低下
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嘔吐・下痢
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出血傾向(歯茎や皮膚から)
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黄疸(白目や皮膚が黄色っぽくなる)
💡こんな時はすぐに受診を!
これらの症状が見られたら、迷わずお電話で動物病院へ相談してください。他の猫や人への感染をさせないためにも、隔離した状況での診察や検査が必要となります。
「最近草むらに入った」「野良猫と接触があった」など、SFTSのリスクがある情報も、獣医師に伝えてください。適切な感染防護のもとで診察が行われます。
③ 猫の体液には触れないように注意
SFTSはマダニからの感染だけでなく、感染した猫の唾液・血液・排泄物などの体液を通じて人にうつることもあるとされています。
特に感染している猫は、病状が進むと体から出血したり、よだれが多くなったりすることがあります。
💡家庭でできる予防行動
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具合が悪そうな猫には素手で触れず、手袋やティッシュを使って対応しましょう。
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万が一、引っかき傷や咬み傷ができたら、すぐに流水でよく洗い、医療機関へ。
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トイレや食器の掃除後は必ず手洗いを徹底しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 完全室内飼いでもSFTSの心配はありますか?
A1. リスクは低いですが、外からマダニが持ち込まれることもあります。予防薬の使用をおすすめします。
Q2. SFTSのワクチンはありますか?
A2. 現在、人にも猫にもSFTSのワクチンはありません。予防が最も重要です。
Q3. 猫が感染していたら家族も病院に行くべき?
A3. 体液に触れた場合や発熱などがあれば、早めに医療機関へご相談ください。
Q4. 猫は治りますか?
A4. 回復例もありますが致死率が高いため、予防が最も重要です。
Q5. 以前マダニに刺されたのですが大丈夫?
A5. 無症状であれば経過観察で大丈夫ですが、不安であれば医師に相談してください。
Q6. SFTSの検査はどのように行われますか?
A6. 血液検査と症状で評価し、必要に応じてPCR検査を行います。
Q7. どの地域に多いのですか?
A7. 九州・四国・中国・近畿地方で多いですが、都市近郊でも報告例があります。
Q8. 犬や他の動物にも感染しますか?
A8. 犬も感染することがあります。他の小動物もマダニ予防が重要です。
おわりに
SFTSは「まだ珍しい病気」かもしれませんが、致死率が高く、対応を間違えると大きなリスクになり得ます。
でも、正しい知識とちょっとした対策で、猫も人も安心して暮らせる環境を作ることができます。
私たち動物病院も、日々の診療の中で感染症のリスクに備え、慎重な対応を行っています。
だからこそ、飼い主さんからの情報提供や予防へのご協力が何よりも力になります。
大切な猫と、あなた自身、そして動物医療に関わる人たちを守るために、今日からこの3つを心がけてみてくださいね。


