インフォメーション
明けましておめでとうございます。
皆様により御多幸の年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
お陰様で御節も無事にご予約頂いた皆さまにお渡しでき、安堵しております。
御節の中には一つ一つに入ってる由来があります。
黒豆は、マメまめしく働ける様にと願い、
五万米[ごまめ]、数の子、子持ち昆布などは子孫繁栄を願う。
いにしえより願い、伝えられて来たこの思いは、形を変えつつも、
日本のおせちの中に、いまも息づいている思いです。
どうぞ新年の宴に、笑顔の真ん中に、御節を並べて、
実りある一年の幕開けを楽しまれて下さいませ。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
九拝合掌
営業のお知らせ
一月七日夜より営業させていただきます。
師走、12月となりました。
風も冷たくなり、厚手のコートが手放せなくなりました。
いかがお過ごしでしょうか。
暦の上では12月13日は事始めです。
何を始めるのかと言いますと、新年を迎える用意を始める日、でございます。
この一年、お世話になった方へのご挨拶まわり、
この一年、大事に使ってきた身の回りのお道具のすす払い、手入れなど、
新年に向けて、色々と忙しくなりますね。
味蕾では、事始めと言わず、少しずつ、おせちのご用意をはじめております。
新年を彩る最初の宴に味蕾のおせちで、と思い、ご予約いただいたお客様の為、
おせちを彩る食材を提供頂く、生産者の皆様の思いの為、
一つ、一思いで包丁を握っております。
よい箱となりますよう、精進致します。
師走の折、忙しくなりますが、体調を整えられて、新年をお迎えする準備をなさってくださいませ。
九拝合掌
年末年始の営業のお知らせ
12月20日からお昼の営業をお休みさせて頂きます。
12月26日から28日まで御予約頂いております。ご予約のお客様ありがとうございます。
12月29日から1月6日までお休みさせていただきます。7日夜より営業致します。
ご了承くださいませ。
お天気の良い日が続くと、雨が憎く、一雨ごとの寒さを肌に感じる季節となりました。
いかがお過ごしでしょうか。
11月、霜月です。初霜が降るからこの言葉が出来たのかと思いきや、霜は当ててあるだけで、
10月の神無月(上月)、次は下月(しもつき)‥何と‼︎
下の月とは言え、11月は大きな行事が二つあります。
神事では新嘗祭。茶事では口切り。
新嘗祭は五穀豊穰を感謝する日、口切りは今年の新茶を初めて壺から出して抹茶にして
もてなす茶事。
どちらも、今年に収獲された食材を喜び、称え、分ち合う行事と思います。
季節を感じ、今年もまた同じ物を頂ける幸せ、
今年も同じ旬菜を皆様にご用意させて頂ける幸せ、
本当に幸せでございます。
初秋から深秋、そして冬へ移り行く季節を感じ、
心身共に温めて下さいませ。
どうぞご自愛ください。
九拝合掌
味蕾は11月3日で7年目を迎えさせて頂きます。
これも、ひとえに皆々様の御支援、ご贔屓頂いて築いてきたものと思っております。
これに甘んずる事無く、精進して参りますので、
どうぞこれからの味蕾もご贔屓賜わります様、お願い申上げます。
霜月吉日
店主
暑さ寒さも彼岸までと昔はよくいわれたそうですが、流石です。
あれだけ暑かった夏が中秋の名月を前に朝夕の涼しさを感じ、
秋へと移り行く過程を感じられる時期となりました。
ご機嫌如何でしょうか。
15日は中秋の名月です。
中秋とは、旧暦の秋(七、八、九月)の月で真ん中の八月にあたるので、
中秋と言われるそうです。
是非、この時期の夜空をご覧下さい。
秋雨前線一過で澄んだ夜空が見えるかも知れません。
12日から始まった放生会。
万物の生命を慈しみ、殺生を戒める神事だそうです。
人は物言わぬ生命のおかげで生かされてる今日こんにち、
賑やかな秋祭りを楽しみ、
「お蔭様で…」と手を合わせるのも大事な年中行事のような気がしております。
五穀豊穣、大漁万歳、秋は馬肥ゆる秋。
深まりゆく秋を空の色で、秋祭りで、食材で楽しまれて下さい。
どうぞご自愛くださいませ
九拝合掌
秋深くすっぽんを使ったコースをご用意させて頂きます。
食材支度にお時間を頂きますので、五日前のご予約をお願い致しております。
詳細はどうぞお問い合わせくださませ。
リオオリンピックがパラリンピックへと移る今日この頃、
皆様寝不足、夏バテ等されてませんでしょうか。
8月23日は暦で処暑となります。
暑さが和らぐという意味だそうで、萩の花(秋の七草の一つ)が咲き、穀物が
みのり始める頃です。
暦の響きだけで少し朝夕が涼風を感じられそうです。
また、この時期の空は夏の入道雲と秋の鰯雲が一緒にみれる行合の空(ゆきあいのそら)
が稀に見られます。
行く夏空と訪れる秋空を一緒にご覧になれるなんて風情を感じますね。
食材も夏の暑さを和らげるものから秋の訪れを感じる食材が見られるようになりました。
夏の疲れも積もるころです。
是非秋と夏の狭間の感覚を視覚、聴覚、食覚で楽しまれて下さい。
どうぞご自愛くださいませ
九拝合掌