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水産加工品
ごまサバ
商品名が「ごまサバ」です。
使っているお魚は「養殖マサバ」。
福岡・博多の郷土料理です。今では居酒屋さんでも人気のメニューになっています。
サバの生食は怖くてできないという方も多いでしょう。しかし、日本海側のマサバには身の中に移動しない「アニサキス」が寄生します。
しかも新鮮であればあるほど除去しやすいのです。だから博多では普通にサバの生食文化があるのです。
保栄水産では水揚げ後すぐに加工を開始するので移動の余地がありません。また養殖魚という利点もあります。
急速冷凍でしっかり冷凍するので安心です。
※因みに加工時に「アニサキス」を見かけたことはありません。
マダイお刺身。今からが旬です。
いまから産卵に向けて餌を喰いこみ、身が張ってきます。
お腹のあたりもふっくらとして脂が乗ってきています。
雄の白子はかなり大きくなってきました。
雌のマコもあとひと月ほどでしょうか。
身はプリプリで甘味があります。薄引きでも十分に美味しさを感じることが出来ます。
トラフグ「てっさ」
高級魚トラフグのお刺身。
冬の風物詩ですね。
金の干し魚
当店の水産加工品の始まりは、「鯵の干物」でした。
それまでは「トラフグ身欠き」「真鯛・カンパチの三枚おろし」だけで、多くは贈答品や持ち帰りに使って頂いていました。
「鯵の干物」は弊社代表のお母さんが自家用や配りものに作っていたものでした。それはトラフグの生簀に入り込んで一緒に育ったアジを使用したものでした。
貰った皆さんが「美味しい」と喜んでいると聞きました。
みんなで作ってみたらどうだろう。加工品の始まりはここからです。
それなら漬け込み醤油は「おふくろの味」を再現しよう。天日干しじゃニャンコが寄ってくるから乾燥庫は必須だな。
アジ単独の生簀を持ってトラフグと同じ餌を与えればアジのレベルも上がるだろう。
そんなこだわりから出来上がりました。
当店の加工品はこだわり強めです。
金の養殖アジフライ
養殖アジを贅沢のイフライにしました。天然物のような身質のばらつきや身が薄いなどの商品とは違い、しっかりと餌を食べて丸々としています。水揚げサイズは200g程度のジャンボサイズ。1枚でお腹一杯になります。サクサクとした衣の中にはふっくらジューシーな肉厚な身が隠れています。
長崎県松浦市は「アジフライの聖地・松浦」を宣言し、全国へアジフライの魅力を発信しています。(有)保栄水産もその一役を担っています。