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問題の本質はどこにあるのか
先日も書きましたが、社会保険の被扶養者に関する「130万円の壁」問題。
今日、政府から「助成金」や「社会保険適用促進手当」について発表がありました。
やらないよりは、やった方がいいのかもしれませんが、問題の本質がどこにあるのかを見極めていないのではないかと思います。
パート労働者がなぜ、就業制限するのか…
どうすれば働く人々がその能力を十分発揮できる環境が整備できるのか…
これからの日本は働き手が急速に減っていきます。
お金を小出しにバラまいて、そのような社会の変化に立ち向かっていけるとは到底思えません。
小手先の改正では追いつきません
健康診断
先月、闘病中だった知り合いの方が他界されました。
勤務先の健康診断で検査を勧められていたのに、忙しさから受診を後回しにしていたようです。
会社は社員さんに対して定期健康診断を実施するよう定められています。
その結果、本人の気づいていない病気が発見されることもあります。
所見(再検査や要治療)があった場合、軽く考えずに医療機関でかならず受診してください。
空振りでもいいではありませんか、それで大切な「命」が守れるなら。
※会社は従業員さんに対して一年に一回以上(深夜業などに従事する方には一年に二回)、健康診断を実施する義務があります。
もし、健診未実施の事業主さんがいらっしゃれば、すぐに社員さんに健康診断を受けさせてください。
ストライキ決行の見込み
そごう・西武労組は百貨店をアメリカの投資ファンドに売却する方針を巡って、明日からストライキに突入するようです。
昔と違い、今はあまりストライキを決行するということは少ないように思います。
ストライキ決行の時期など、いろいろ意見はあるようですが、これは法律で認められた労働者の権利。
組合側も相当の覚悟で臨んでくると思われますが、どのような結果となるのか、注目です。
文部科学大臣のメッセージ
昨日、永岡文部科学大臣から「子供たちのための学校の働き方改革 できることを直ちに、一緒に」と題したメッセージが発出されました。
学校の先生方が働きすぎであるという指摘が、依然いろんなところで聞かれます。
つい先日も、中学校の教員の方が過労死したとして富山地裁から損害賠償命令も出されています。
ブラックなイメージがいつまでもつきまとえば、優秀な人材を確保できない事態にもなりかねません。
他の職種同様、学校現場の「働き方改革」も待ったなしです。