お知らせとblog
仏像を彫る(2)
前回の仏像を彫る(1)の続きです
一年ぶりに彫刻ワークショップに参加できることになった私。
今回は、夫も都合がつき二人で参加できました。
夫のはじめての彫刻リポートは、こちらをお読みください。
さて、一年越しに彫らせていただく地蔵菩薩様。
お顔も未完のままでしたが、家のリビングで仮のご鎮座をされていた地蔵菩薩様。
今日こそ、完成させてみせます!
でも今回は、お顔の部分です。難関です。平面に鉛筆書きですーっと書いた目や鼻、口に今度は細い彫刻刀で立体的に仕上げていくのです。
小さな小さなお鼻を彫るのに先生を何度もお呼びしてしまう私。
平面のところから、鼻を出すには周りを彫って鼻の高さを作る。理屈はわかる。でも掘れない。
繊細な作業です。
実際に自分の鼻を触れながら傾斜や彫る方向を確かめる。
耳を彫るのも一苦労なのです。仏様のお耳は長いのです。人間の耳とは違うのですね。そんな小さな違いを先生が教えてくださいます。
仏さまは衆生の願いをたくさん聞けるためにお耳は大きく長いのでしょう。
そういう仏像の豆知識を聞けるのも楽しい時間です。
木から仏像を彫り起こす。素敵な作業です。
でも今の私の心がそこに反映されるようで申し訳ないやら、畏れ多いやら。
最後の仕上げて難しい細部を先生に見ていただき、お地蔵様のお姿が整ってきました。
先生のお手本に近づけたいと細かいところまでいつまでも彫り続けていたのですが「彫刻はもう終わりと思った時が終わり時です」という言葉で彫刻刀を置きました。
眺めていると愛嬌のある親しみのあるお地蔵様ではないですか。
一年越しで完成した私のはじめての仏像彫りは「お地蔵様」でした。合掌

