お知らせとblog
こころあらたに
9年前はメンタルケアに関わる仕事をしていました。
あの3.11を境に自分の身の振り方を考えた。
あれから9年、私は今、ボディケアの仕事に就くことができました。
この仕事をして間もなくのことです。
最初は硬い表情でいらしたけれど、トリートメンを終えたら心につっかえていたことを堰を切ったように話され、晴れやかなお顔で帰られた方がおられた。後で来てくださったお礼を伝えた際、「体が軽くなったからつい話したくなった」と言ってくださった。
以前の仕事では、心をゆるめること、心を柔らかくすることだけに、ある意味心を注いでいた私でしたが、「体がゆるむと心もゆるむ」ということを目の当たりにしてから体からのアプローチってすごい!と思ったものです。
それからしばらくして、夫が主催している勉強会に参加した時、夫の口から「相手の体に手を置くときは、心に触れるようにしておきます。この勉強会ではそういう手を作りたいんです」と言われた。
私は思わずハッとした。そんなすごいことをサラッと言い放った夫にも驚いた。
私はそういう風にして相手の体に触れてきただろうか?
前述した「体がゆるむから心もゆるむ」という私の単純な理解ではいつか限界がくるとも思えた。
相手の心に触れるように触れる、そんなことできるのだろうか?
ただでさえ、相手の内側にむやみに立ち入るのは苦手な私、相手との距離感も十分に取るようにしているこの私が、相手の心に触れるような触れ方ができるようになるのか?
けれども、私は思い至った。
そうだ、自分の理解なくして相手の理解はできない。その昔、散々人に伝えてきた言葉だ。
まずは、自分の手をどうにかしなければならない。
勉強会に出るたび感じることは、どうやらただ優しく触れるだけではないということです。
心と体、両方整えることが大事なのだと思います。
毎日自分の手を眺めていますが、自分が思う「いい手」とはまだまだほど遠いようです。
自分の手がどう変わっていくか、ちゃんと成長しているのか、3月のこの時期に振り返っていこうと思います。