宗谷管内商工会連合会(中村忠勝会長)は、稚内商工会議所(中田伸也会頭)と共に、8月25 日、札幌市内において、6月に宗谷商工経済懇談会で決議された「国土強靭化の着実な推進」や「道路整備の計画的な推進、地域の実情に応じた道路維持管理の実施及び道路予算の確保」など社会資本整備のほか特別提案として「新型コロナウイルス感染症に係る経済対策について」など61項目について、道開発局、道経産局、道などに要望した。
北海道教育庁において「公立高等学校における少人数学級の実現による一律的な高等学校の統廃合の回避について」要望を行う中村宗谷商工連会長
また、翌26日には、東京で国交省や財務省などに同様の要望を行った。
右から中村宗谷商工連会長、国土交通省後藤北海道局長、中田稚内商工会議所会頭、武部代議士
オホーツク管内佐呂間町
佐呂間町商工会青年部(佐々木理有部長)は、オンライン抽選会を企画
7月26日にYouTube生配信にて実施した。
佐々木部長にお話しを伺いました
◆何故、実施をしようと思ったのですか
「コロナ禍の中、飲食店の経営状況が悪く、なんとか応援したい気持ちからです。コロナだからイベント開催は
できないという、考えがとても嫌で、何か新事業で三密を避けられる、かつ町民元気になるイベントがないか探
していたところリモート合コンやリモート会議、リモート飲み会などをヒントに誰でも見られるYouTube(動画
配信)を利用した抽選会をやろうと決断致しました」
◆どのような内容ですか
「協力店(飲食店)において、お弁当やバーガーを1,000円で購入していただきます
弁当等を配達の時に抽選券をお渡しいたします。期間は7月1日から20日の20日間でした。その抽選会をオンラインで実施しました」
◆評判はどうでしたか
「事前に景品の紹介をYouTubeで告知をしたり、口コミでも盛上げました。目標は100個で大成功と思っていたのですが、目標を超える多くの予約が入り、協力店(飲食店)にはオーバーワークを強いることとなってしまいました」
◆今回は町や親会からの助成はあったのですか
「今回は、青年部の予算で実施し、景品は佐呂間漁協青年部や佐呂間農協青年部、佐呂間町商工会女性部、親会、会員のスポンサー賞等の協力をしてくれる事業所があり、助かりました」
◆当日のオンライン抽選会の状況はどうでしたか
「約140人が視聴してくださいました。現地には行かず、高齢者の方は「孫と一緒に見られてよかった」の声や
お弁当の配達をしてくれるから主婦の方からは感謝の声が聞こえます。コロナ禍でできた事業だと感じております」
◆今回のイベントを通してお気持ちを聞かせてください
「新イベントを開催するにあたって、見通しが立たないなか不安もありましたが、抽選券も予想以上の売れ
行きで、買っていただいた方や協力していただいた事業者の皆さんにとっても好評でした。「もう一度、これと似た抽選会を開催してほしい」との声も聞きました。まだまだ、先が見えないなか、部員全員と知恵を出し合い町のために活動していきたいと思います」と話してくれた
生配信の実施状況
7月12日ウポポイがオープンして、2週間が経ちました。現在の状況について地元白老町商工会熊谷威二会長にお話しをうかがいました。
住まい「チセ」
『民族共生象徴空間「ウポポイ」は、新型コロナウイルスの感染から当初土日は5千人のところ2千5百人の入場制限の中で、営業をしております。
このような中ですが、隣接するJR白老駅北の商業ゾーン「白老駅北観光インフォメーションセンター」のお土産等の販売は好調です。
また、インフォメーションセンターに隣接した場所で白老町主催、白老町商工会、白老観光協会が協力団体で「駅北賑わい」としてロングランイベントが企画実施されております。
「JR白老駅北口「白老駅北観光インフォメーションセンター」
さらに、「いぶり✧ウポポイウエルカムキャンペーン」を9月末までの期間限定で胆振総合振興局主催より胆振管内4市7町128店舗が参加し開催しています。
今後、600校以上の修学旅行が予定されてはいますが、商店街の売上を高めるためには、一般の入場者を増やす必要があり、商工会としても魅力のあるイベントを開催し、のぼり・店舗紹介パンフレット・駐車場表示や交流促進バスの活用方法などの周知により、回遊性を高めて商店街への誘導を図っていくことが求められており、購買力の向上に繋がる取組をさらに協議し進めて行きます。
「開業に向け新調された店舗看板」
最後に、皆様も是非白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」にお越し下さい。お待ちしております』と話してくれた。
ウポポイは開業から10日目(7月22日)に入場者が1万人を超えた。休日は平均1,800人、平日は平均1,000人の入場者数となっている。
コロナの影響により、感染対策に万全を期しての営業となっているので、当初目標からは少ない入場者数となっているが、商工会が中心となって、商店街等への来客誘導に向けて、さらなる取組みが期待されている。