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2021/03/30
【三笠のすてきな人にインタビュー!!】堀川林業株式会社 高篠社長インタビュー②
【三笠のすてきな人インタビュー!前回からの続きはまちづくりについて伺いました。】
EKARAの石窯に入れている薪をいつもお願いしている堀川林業株式会社の高篠社長にインタビューさせて頂き2回にわたって掲載しております。
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■三笠の街づくりについて
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三笠地域での観光地域づくりに関する取り組みが始まっているが、これからできることはあると思う。ワイナリーや三笠高校レストランなど下地はできつつあるけどまだまだできることもある。
上川郡東川町では、水がおいしいからと酒蔵を招いたり、町内で出生した子供に木材の椅子を贈る「君の椅子」の取り組み、写真甲子園、音楽堂施設、リモートで仕事ができる図書館などから比べると、三笠はまだまだという感じ。
また文化的な取り組みももっとあってもよいと思う。芸術家や音楽家、工房を招いて芸術の森なんかもいいし、カヌーなどの自然体験を子供に体験してもらうための宿泊所やキャンプ、トイレ、脱衣所の整備ももっとあるとうれしい。
EKARAは市内の武部建設と地域の景観に溶け込むようなデザインが得意なフーム空間計画工房さんで建てていて、古材なども活かした建物はとてもいい。上質なものには上質な人やものが集まる。どうか上質なもの、三笠の森や自然にマッチしたものを発信してほしいし、衣食住と文化をもっとつなげていきたい。
観光地域づくりへの取り組みが始まっているが、新しい人、よその人にどんどん発想を活かしてほしい。自分は若い人、新しい人のやり方を見守りたい。
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■今後の希望は
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市内の飛騨産業とも三笠産アカシアの木を使った製品開発をすすめているし、市内の若手木工作家さんとタイアップもしたい。炭鉱の町というのだけでなく、東川町のようにまちの新たな魅力として森や木も活かしてほしい。
地元に住んでいる方には当たり前のものが都市部の人には魅力になっているから、それを活かして掘り起こしてほしい。栗沢のようなクラインガルデン(滞在型・日帰り型市民農園)やそば打ち、きのこ作り、地元ワインの楽しみ、木の細工やスノーシューやスキーやカヌーを楽しんだり、アンモナイトなど化石のクリーニングや農村体験もいい。ただの草刈りや雪かきだって都市部の人にとっては新鮮だ。
そんなちいさな体験でも達成感を感じてもらって、三笠でももっと飲食したり立ち寄るところがあれば、温泉×食×体験でもっと三笠を楽しめる。1泊や日帰りだけでなく2泊以上の滞在にもつながる。
山登りも、名前のない低い三笠の山でも「里山探検」が毎日楽しめる。山には漢方薬になる草や木や山菜やキノコ、花や実も楽しい。アイヌの知恵を学ぶ体験会だっていいかもしれない。
同じく都市部から移住した者にとってはワクワクする話が聞けました。
ありがとうございました!