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ご存知?ご存じ?~日本語の話~
こんにちは!
健康づくりをお助けして、幸せづくりをサポートするタカダ薬局です(^^)/
突然ですが、ご存じでしたか?!
何をって
「ご存知」ではなく、「ご存じ」が日本語として正しいと言うことを!
わたしは、今日の、つい先ほどまで「ご存知」が正式だと思っていました。
友だちから連絡が来て、ホームページを立ち上げたので、見て欲しい とのことで、見てみると・・・。
「ご存じ」という言葉が出て来たんです。
で、「ご存知」に訂正した方が良いと伝えようかと思ったけれど、
まずは、調べてから・・・と思い、調べてみると、
何と!
「ご存じ」が正しいと。
「存ずる」という「動詞」が元々の言葉なんですよね。
「存じ上げる、存じております」とかって遣いますもんね。
納得しました!
「ご存知」になったのは、
「ご承知」という漢語と同じであるように誤って解釈されたのがはじまりではないか・・・とのこと。
ほほぉ~なるほど~。
ということで、
皆さん、知ってしまった以上は、今日、たった今から、
「ご存じ」とお使いくださいませ(^^)/
そして、もう1つ、間違いやすい日本語と言えば!!
「とんでもない」ですよね!
「とんでもございません」って遣っていませんか~??
これ、間違いですから~~~残念!(って一時期はやりましたよね(^^; )
「とんでもないことでございます」が正しい日本語なんです!
信じられないような、そんな日本語あるんかい!っていうような言い回しですよね(笑)
「とんでもない」って、「形容詞」なんです。
「美しい」「大きい」「小さい」「広い」「危ない」「勿体ない」等などと仲間の言葉。
とすると
「美しい」って言葉に「ございません」って付けないですよね。
それと同じで、「とんでもない」という形容詞に「ございません」を付けるのは
日本語としてはおかしいんですよね。
ちなみに
「とんでもない」は「途(と)でもない」が語源だそうで
「途=(物事の)道理」という意味から、
「道理からはずれること」を「途でもない」と表したそうです。
ということで、
「ご存じ」同様、今日からは「とんでもないことでございます」って遣いましょうね(^^♪