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糖尿病の合併症「し・め・じ」の「じ」①
こんにちは!
健康づくりをお助けして、幸せづくりをサポートするタカダ薬局です(^-^)/
今日はよく晴れていて、暖かい!
なのに?、明日はまた大雪予報の北海道広尾町です。
今日も、前回に続いて、糖尿病の合併症について。
「し・め・じ」の「じ(腎臓)」です。
じ(腎臓)はお伝えしたいことがた~くさんありますので、
今回だけでは終わらない予感・・・です( ;∀;)
まず、腎臓がどこにあるか、どんなものか、ご存知ですか?
おおよそですが、さっと腰に両手を当てた辺りに左右1個ずつあります。
握りこぶし大くらいで、そら豆のような形と言われています。
重さは120g程度なので、片方の腎臓が卵2個分くらいの大きさ、重さというイメージです。
このそら豆のような形の腎臓を細かく細かく見ていくと、
とても細い血管が毛糸玉のようになっていて(その名も、糸球体!)、
その毛糸玉がコーヒーフィルターのような役割をして、
血液をろ過して、尿(おしっこ)を作っています。
身体に必要なものは再吸収と言って、再び血液に戻って全身を巡り、
身体に必要のないものは尿として身体の外に捨てられることに。
その仕事量に驚くなかれ!
1分間に約1L、心臓から出る(拍出される)血液の約20%が腎臓に流れています。
1日にすると、約150Lの血液を腎臓でろ過して、尿を作っています。
通常、成人の1日の尿の量は1~1.5Lなので、
どれだけ腎臓が血液をろ過して、身体にとっているもの、いらないものをふるい分けしてくれていることか!!
ちなみに
一般的な目安としては、1人用の浴槽で7割くらい入れると湯量は150Lだそうです。
腎臓の仕事は、尿を作るだけじゃない!!
「かんじんなこと」を「肝腎」と書いたり「肝心」と書いたりするように
肝臓と腎臓の役割の大切なこと!
(今回は、肝臓の働きは置いておきます)
腎臓は
◇老廃物や余分な水分をろ過して、排泄する
⇒この働きが低下すると・・・尿を作れなくなります
◇体内の水分量やイオンバランスを調節する
⇒この働きが低下すると・・・浮腫んだりします
◇血圧を適正にコントロールする
⇒この働きが低下すると・・・血圧が不安定に。上がり過ぎたり、下がり過ぎたり。
◇造血ホルモンを分泌して赤血球をつくる
⇒この働きが低下すると・・・貧血が進みます
◇ビタミンDを活性化させて、骨を丈夫にする
⇒この働きが低下すると・・・骨粗鬆症が進みます
このように、人が生きていく上で、と~っても大切なお仕事をしてくれている腎臓です!
ここでは、分かりやすく、
尿を作る仕事(ろ過機能)について、お伝えしていきます。
病院で血液検査をすると、検査結果表の項目に
「e-GFR(推算GFR値)」というものがあります。
これは、1分間当たり、腎臓が血液をろ過する(尿を作る)元気度合い・働き度合いを見ています。
「クレアチニン」という検査数値と、性別、年齢から計算式で算出することができます。
https://www.kyowakirin.co.jp/ckd/check/check.html
このような感じで、計算できるサイトはいくつもあります(^^♪
※キッセイさんから拝借しました(https://healthcareinfo.kissei.co.jp/ckd/about/)
正常な(元気な)腎臓のろ過する力(e-GFR)を100%と考えて、見ていきます。
e-GFRが70だとしたら、腎臓の働き度合いが70%程度(30%、働きが低下している)
e-GFRが50だとしたら、腎臓の働き度合いが半分にまで(腎臓2個で1個分の働きまで)落ちてきている
e-GFRが30だとしたら、人工透析の話が具体的に進んでいきます。
ちなみに
40歳(40代)でe-GFRが70以上
70歳(70代)でe-GFRが40以上
あれば、
加齢による範囲内で腎臓の働きが低下しても、人工透析には至らない
目安として言われています。
加齢による変化(低下)はe-GFRが3年で1低下程度という話もあります。
※e-GFRの値が高ければ良いというものではありません!
100を以上に越える「過剰ろ過」という状態もあります。
これは、糖尿病などによって、腎臓が過剰に血液をろ過しなければならない状態になっているということで
この過剰ろ過の状態が続いた後に、e-GFRが急激に低下するという可能性もあります。
高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症等など、
血管に負担をかける生活習慣病をお持ちの方は、
腎臓の働きが低下しやすいので、経過を見ていきましょう!
やはり長くなってしまいました。
難しい説明も続きましたので、今日はここまでー!
また次回、「し・め・じ」の「じ(腎臓)」のお話、お届けします(^^)/


