BLOG

2022-03-14 11:56:00

HbA1cはどのくらいが良いの?

こんにちは!

健康づくりをお助けして、幸せづくりをサポートするタカダ薬局です(^^)/

 

先日、ご来店くださったAさま(60代女性)。

糖尿病で通院されていて、定期的に血液検査をされているとのこと。

今回のHbA1cは、6.8%でした。

担当医には

「全然問題ない、7%あったって大丈夫」というようなことを言われたとのこと。

「本当にそんなんで大丈夫???いーの?わたし、お菓子食べちゃっていーかな?」と、

質問してくださいました。

 

そもそも、これ、何て読むの??と疑問の方も少なくないはず。

HbA1cは、「ヘモグロビンエーワンシー」と読みます。

体中に酸素を運ぶヘモグロビンと、糖分がくっついたもの です。

※ヘモグロビン(Hb)は、血液の赤血球に含まれるたんぱく質のこと。

1~2ヶ月の生活を反映する血糖値 と言われています。

単位は「%」で、

どのくらい(何%)ヘモグロビンと糖分がくっついているか?を血液検査で見ます。

 

健康診断か、病院の外来の血液検査か、によっても、基準が違うのですが(紛らわしいですよね・・・)

HbA1c5.6以下が基準(理想値)として、

6.0~6.4が糖尿病予備軍、いわゆる、境界型糖尿病、糖尿病の気がある と言われる段階。

6.5を超えると糖尿病の値となります。

(別の日に2回検査するなど条件あり)

糖尿病判定基準.png

 

 

HbA1cは体温(熱)に例えられることもあり、

HbA1c:7%台 ⇒ 体温(熱):37℃台

HbA1c:8%台 ⇒ 体温(熱):38℃台

HbA1c:9%台 ⇒ 体温(熱):39℃台

HbA1c:10%台 ⇒ 体温(熱):40℃台

HbA1c:11%台 ⇒ 体温(熱):41℃台

HbA1c:12%台 ⇒ 体温(熱):42℃台

という感じです。

体温(熱)に書き換えて(置き換えて)みると、分かりやすいですよね(^^)/

ただ、体温の平熱は36.5℃~37.2℃くらいが理想と言われているので、

それをそのままHbA1cに置き換えると、高すぎることに。

HbA1cは5%が理想、6%を超える場合も、6.4%までにおさめたいところ。

HbA1cが6.4%未満の場合と、6.5%を超える場合とでは、

糖尿病の合併症の進む速度(進みやすさ)が違うんです!

 

話は冒頭に戻ります。

HbA1cの値が7%あったって大丈夫?・・・かと言われると、

そうではないと思います。

きっと、この担当の先生は、何か考えがおありで、こうおっしゃったんだと思います。

食事や間食を気を付けたり、歩数計を付けて歩くようにされているので、

Aさまへのねぎらいの気持ちもあったのかもしれません。

 

ということで、まとめ!

HbA1cは、6%未満が理想。

そこまでは難しいと言う場合には、

6.4%未満でコントロールをしていきましょ~(^^)/

誰でも簡単、無料でつくれるホームページ 今すぐはじめる