お寺や神社でいただく御朱印を直書きしてもらう御朱印帳をご存知でしょうか？

御朱印帳は、普通のノートとは異なる構造になっています。直書き郵送対応ができるお寺に郵送で御朱印を申し込むために必要な御朱印帳はどのようなものなのでしょうか。

こちらでは、御朱印帳の構造やサイズ、デザインをはじめ、御朱印帳の使い方まで詳しくご紹介します。

御朱印は神社やお寺にお参りしたという印で、この御朱印をいただくための専用の台紙を御朱印帳と言います。御朱印は御朱印帳に直書きするため、墨ののりがよく、乾きやすい紙質でなければなりません。そのため、市販のノートや手帳などでは、直書きの御朱印を書いてもらうことはできないのです。御朱印帳がない場合には、書置きの御朱印をもらいましょう。

■御朱印帳の構造

御朱印帳は、扇子のように山折り谷折りを交互に繰り返した蛇腹折になった御朱印用の紙に、表紙を付けたタイプが一般的です。広げると1枚の長い紙になるため、書いてもらった御朱印を一望できます。

御朱印帳は裏写りしにくい紙を使っているため、両面に御朱印をもらうことも可能です。表紙も並べて全体を眺めたいという方は、片面だけにするとよいでしょう。

■御朱印帳の大きさ

お寺などにある御朱印帳のサイズは、A6（約15㎝×11㎝）かB6（約18㎝×13㎝）の場合がほとんどですが、御朱印帳のサイズに決まりはありません。最近では手のひらに納まるような小さな御朱印帳から、A5（約21cm×15ｃｍ）のものまで多彩なサイズの御朱印帳があります。

小さなサイズの御朱印帳は、いつでも忘れず持ち歩けることがメリットです。しかし、小さすぎると御朱印を書いてもらえないことがあったり、書置きの御朱印をもらった際に折らないと貼れなかったりすることがあるため、注意しましょう。

■御朱印帳のデザイン

お寺や神社のオリジナル御朱印帳はサイズだけでなく、デザインもそれぞれ異なります。最近ではモダンな御朱印帳やポップな御朱印帳、アニメやキャラクターとコラボした御朱印帳などもあります。お気に入りの御朱印帳を探してみましょう。

御朱印帳は、仏様やお寺との縁を深めてくれるありがたいものです。乱暴に扱ったり粗末にしたりすることがないように気を付けましょう。

こちらでは、御朱印帳を取り扱う際に注意すべきことをご紹介します。

■袋に入れて持ち歩く

布製の、御朱印帳袋という御朱印帳を収納できる袋もあります。専用のものでなくても、適当な袋を選んだり、作ったりしてもよいでしょう。郵送でのやり取りで直書き御朱印を依頼する場合には、御朱印袋から出して郵送します。

■御朱印帳だとわかるような表題を入れる

初めから「御朱印帳」と書かれているものもありますが、白紙の部分があったり、後から貼るタイプのラベルがついていたりする御朱印帳もあります。これが御朱印帳だとわかるように、表題を入れてから使いましょう。

御朱印帳は「御朱印帖」「納経帳」「集印帳」などと呼ばれることもありますので、お好みの名称を入れるとよいでしょう。

■紛失防止のために自分の名前を書いておく

郵送で直書き御朱印を申し込む場合もあるので、表題または裏表紙などにご自身の名前を入れておくと、郵送の際だけでなく紛失や取り違いも防ぐことができます。

■御朱印帳は書いてもらうページがわかるようにしておく

近年、人気が出ている御朱印は、多くの方が希望して列に並んでいることもあります。特に混んでいる際には、御朱印を書いてもらう場所を開いて「こちらにお願いします」とお願いするとスムーズです。

郵送対応で直書き御朱印を申し込む場合には、書いてもらいたいページに付箋などを付けて「こちらにお願いします」とメモを入れましょう。

御朱印は、お寺にお参りしたという印でもあり、この御朱印をいただくための専用の台紙を御朱印帳と言います。御朱印は仏様やお寺との御縁を深めてくれるありがたいものです。様々なサイズやデザインの御朱印帳がありますので、お気に入りの御朱印帳を探してみてはいかがでしょうか。

如意輪寺では、直書き・書置きご朱印の郵送に対応しております。各月限定御朱印もございますので、お気軽にお申し込みください。