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2022 / 07 / 18
13:28

さいたま市民大学講座:「誰にでも書ける!争いを防ぐための遺言書作成講座」講師&サポーターとして参加:レジュメ等添付

 たま市民大学講座:「誰にでも書ける!争いを防ぐための遺言書作成講座」(5回シリーズ)に講師兼サポーターとして参加

 この講座では、行政書士・司法書士・税理士による運営がされていて、40人の受講生を7グループに分け、それぞれに担当者がついて、フォローや質問を受けるという体制で臨みました。

受講生の方々の真剣さもさることながら、それに応えるために、リーダーの方と異業種の方々によるきめ細かな支援体制の充実が特筆すべきことだと感じました。

加えて、主催者側のさいたま市教育委員会生涯学習総合センターの担当者の方々の熱意と尽力のお陰で、円滑な講座進行が可能になりました。

さらに、講座を重ねる毎に、高齢者の方々の遺言を含めた財産管理については親族の方々との意見調整が不可欠であることから、意見調整の場の提供をどう確保するのかということが課題であると痛感しました。この認識は、私が参加している社会福祉士の方々を中心とした団体(品川区で活動しているアワーズ)や同じく福祉関係者によって主催されている人形劇及び寸劇による任意後見等の広報活動をしている団体(荒川区町屋で活動しているB笑座)などでも話題になっています。

受講生の中には、親の財産管理・身上関係を含めた対応策を検討されている方も複数参加されていたことから、尚更、その重要性を認識させられました。

ところで、認知症になられる方々の人数が700万人前後に達するという報道もされていて、日常生活においても、個々の方々の意思尊重及び個別的な事情を踏まえた生活スタイルの実現を可能にするような仕組みづくりが求められている昨今でもあり、益々地域コミュニティに根差した地道な活動が求められていると思いました。

 

ご参考のために、講座の初っ端に講義した際のレジュメと最終日に使用したレジュメ及び親族関係調整調停申立書を添付致します。

この申立書の添付は、高齢者の方々と親族の方々との意見調整のツールとして利用して頂ければという趣旨で講義で使用したことと、今年が調停制度100年という節目であることから様々な調停活用法があるということを知って頂ければと考えたからです。

また、前述しました福祉関係者主催の人形劇&寸劇活動のチラシも添付します。

以上、併せて、ご覧頂ければ幸いです。

 

 

pdf PDF:6.7実施分:なぜ遺言を書くべきか.pdf (11.89MB)

pdf PDF:提出用:R4.7.5検認手続と遺言執行について.pdf (12.65MB)

pdf 親族関係調整調停申立書サンプル.pdf (0.16MB)

pdf PDf解凍版202212回.pdf (0.22MB)

 

 

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