さるとびすすけって？実はすすけはさるとびさすけの孫なのです。おじいさんのようなりっぱな忍者になるために、いろいろ修行中！この本は1の巻から3の巻まであって、かわいい絵なのですが、小さいときは勉強すればいいの？外でいっぱい遊べばいいの？どっちなの？とか、いじめをなくすにはどうしたらいいの？とか、死んだらどうなるの？とか、実に深い深いテーマなのです。お殿様が、その疑問に答えてくれます。「あ～そうか！」と思うようなあったか～い答えをだしてくれていますよ。

わらしべ長者のりょうし版っといった感じでしょうか？次から次へと獲物がかかってしまう、という日本話です。

ころんだら人は、３年しか生きられない、と言われる峠でおじいさんはころんでしまいます。さあ、おじいさんはどうしたらいいでしょう？リズムのある文章で、歌をを歌うようなところもあります。

長谷川さんの絵は楽しくてインパクト大ですよね。そしてこの本は、４７都道府県、全部だじゃれで通してしまいます。子どもたち、だじゃれも大好きです。「だじゃれ世界一周」も発売されました。長谷川さんの本「ぼくがラーメンたべてるとき」教育画劇　刊、や「へいわってすてきだね」（安里有生　文）ブロンズ新社　刊　など、戦争や平和を考えさせられる絵本もおすすめです。

わが町の相良小学校の校歌は谷川俊太郎さんの作詞です！「なんだろう？なぜかしら？ひとにたよらず、かんがえぬこう」で始まるんですよ！何回か、小学校にも来てくださいました。とても気さくな、すばらしい方でした。小学生に読み聞かせをするなら、この本は読みやすいと思います。時間があるときは、本題に入る前に、「朝のリレー」などの詩をさらっと読むのもいいですね。