5月のゴールデンウイークの相良海岸の写真です。青い空に白い雲。そして波打つ海岸が続いています。4月28日の草競馬はたくさんの人が訪れました。。最近は5月5日に凧揚げを実施していないので、人の姿はまばらです。

旧 榛原町の勝間田にある山城跡です。最近、うっそうと生えていた木々を少し伐採して、曲輪や土塁の跡がはっきりわかるように整備されました。鎌倉時代の地方の豪族が勝間田氏です。室町時代になり、今川義忠によって落城。その後、甲州武田氏に仕えています。現在、勝間田氏の子孫は御殿場市のあたりに多く、名字の字を少し変えて（勝俣、勝又など）名乗っています。お茶畑の中をゆっくり登っていくと２０分くらいで山頂に到着。山頂からは、富士山、そして静岡空港を東に見ることができます。静かで、鳥の声がしてお天気の良い日は気持ちがいいですよ。

令和3年、５月に「田沼意次」の銅像が市の資料館の敷地内に建立されました。「田沼意次」の銅像が建てられるのは全国初なのだそうです。これまで、『賄賂政治』で名高いイメージで語られてきたからでしょう。実際のところはどうだったのか？近年は、先見性、また行動力ある政治家としての面も高く評価されつつあります。その後の「松平定信」は田沼政治を否定しましたが、白川藩では、名君として慕われています。「田沼意次」も相良藩では、商、産業、まちを繁栄させたお殿様として、とても良いイメージがあります。歴史は、多方面から見ると面白いし、どちらが正しい、正しくない、とは一概には言えないのでは・・・？

毎年、相良海岸、静波海岸、御前崎にはたくさんの人が、初日の出を拝みに訪れます。相良海岸は当店から歩いて約１０分。相良高校ヨット部が年号を表示した帆を張ってすべるように海原を行ったり来たりします。砂浜にその時だけ鳥居が建てられ、神主さんがお祈りし、皆、手を合わせてから通り抜けます。甘酒が無料で配られます。同じ日の出のはずなのに、なんだか神々しく思えてしまうものです。

4月の下旬に上品な香りとともに、20メートル四方の藤棚の下に長～く可憐な薄い藤色の花が垂れ下がっています。保存会のボランティアの方々が手入れを丁寧にしてくださっています。長いものは１ｍにもなるそうです。咲頃の時期は、夜には提灯が点灯して、藤の下で、お花見ができます。ただ、人気があるので保存会に予約をした方が、いいそうですよ。