なかや　みわ　さんの本は「くれよんのくろくん」など、シリーズでいろいろ発売されていますが、とにかく絵がかわいいです。そして読みやすい。読み聞かせ初心者の方にもおすすめです。

子どもの頃って、よく転んでかさぶたをつくったっけなあ、って思い出ありますよね。この本はかがくのともの傑作集として発行されたものですが、読み聞かせ、時々は生きものの生態や、お店屋さんの仕事など、理科や社会のお話を読むのも趣向が変わっていいですよね！おもしろおかしく、かさぶたのことをお話にしている子どもたちが大好きな本です。

かえるを呑んでしまったととさんが、おしょうさまに聞きに行くと、おしょうさまが、思いがけないことを教えます。さあ、ととさんはどうなってしまうのか？同じリズムのある言葉が何回もでてきて、読みやすい本です。

かこ　さとしさん、「だるまちゃん」シリーズや「からすのぱんやさん」シリーズ、科学ものや、歴史ものなど・・・絵本界のレジェンドです。絵本なのに「どろぼうがっこう」って？知らない人は思うけど、こどもたちは、大好きなんです。「どろぼうがっこうの先生は、くまさか　とらえもん　せんせい」って文章がありますが、歌舞伎役者みたいなかっこうをしているので、歌舞伎調に大げさに読んであげるとこどもは喜びますよ。

反対に入れ替わっている「さるのせんせいとへびのかんごふさん」もでています。なんともユニークに動物たちを診察します。荒井良二さんのほんわかした絵も文章とぴったりです。