お知らせ
エルメスホールジーのムーブメント交換修理をしました。機械はETA社の976.001 総厚が1.9ミリの薄型ムーブメントです。この機械は6月に入ってから2個目で前回はロンジンの薄型女性用時計でした。どちらも電池交換するときは裏蓋をあけて交換できるのですが、修理となると機械をガラス(表)の方から取りだす構造になっています。エルメスの場合はガラス淵があり外してとれるのですがロンジンの方はパッキンに圧入されていました。ガラスを割るか吸着判で外すか・・? 頭をよぎりますが力仕事は失敗するのがこの業界の常識です。早速修理のネットワークで情報を収集したら専用の機械で龍頭を取り外して裏蓋を閉めた状態で圧縮空気を送ってあけるとのこと。メーカー修理になりますよで一件落着。ものつくりの姿勢を感じる経験でした。
30数回発行していた新聞も昨年はお休みをいただいて、二年ぶりの発行です。いつもは時計の修理・メンテナンスなどをしていますが、昨年の五月から六月にかけては、自分自身の身体のメンテナンスをしていました。時計の場合は小さな部品等があり大変ですが、寝ているだけの入院生活もある意味大変でした。(笑)
コロナでマスクを着けるようになってからメガネが曇って困ることが増えてきました。
昨年からいろんなメーカーから曇り止めが発売されました。
今までは評判や効果を考えて、2点に絞り込み販売してきました。
1つ目はメガネ業界では老舗のパールから、スプレー式で量も入っていて効果もよく
取り扱いが簡単なすぐれものです。
2つ目は車のワックスでご存じのソフト99のジェルタイプの曇り止めです。
効果は抜群ですがふき取りに時間がかかりやや面倒です。
今回2つをしのぐ強力くもり止めが入荷しました。フォグストップクロスです。
今までの眼鏡クロスの感覚でレンズを拭くだけです。
くもり止め効果は3つの中では1位です。250回拭けて990円。当店の自慢商品です。
時計の修理で歯車のほぞ入れという作業があります。時計を落としたりゼンマイが切れてその衝撃で軸の
先端(ほぞ)が折れ新しく先端を作る作業を言います。数年前までは時計の材料店によく歯車等部品があり
交換すれば済みましたがアンティークブームと経年ですっかり部品がなくなりました。そこで焼き入れの
入った部品を0.5ミリのドリルで穴をあけ先端が0.25ミリのほぞの部品を挿入します。部品が固いのと
超硬ドリルが細いのですぐに折れてしまうので全集中の作業です。少しずつあきらめずに作業をしていると
切削粉が出てきました。
鬼滅の刃であきらめずに考え作業するとうまくいく勇気をもらった気がします。今年最後の修理がうまく
いったことを感謝して来年もよろしくお願いします。
夏前から発注していた腕時計の文字盤と裏蓋が出来上がってきました。裏蓋は鏡面仕上げでさらに美しくなり、また文字盤の赤も鮮やかになりました。機械と針を取り付け、ケーシングして出来上がりです。当店では、お求めやすい価格にするため一部心を込めて手作業しています。11月より新しい腕時計が店頭に並びます。GO TOクーポン券等を使うとさらにお安く購入できます。




