お知らせ

2022-06-21 14:06:00
P1010113.jpg

エルメスホールジーのムーブメント交換修理をしました。機械はETA社の976.001 総厚が1.9ミリの薄型ムーブメントです。この機械は6月に入ってから2個目で前回はロンジンの薄型女性用時計でした。どちらも電池交換するときは裏蓋をあけて交換できるのですが、修理となると機械をガラス(表)の方から取りだす構造になっています。エルメスの場合はガラス淵があり外してとれるのですがロンジンの方はパッキンに圧入されていました。ガラスを割るか吸着判で外すか・・?  頭をよぎりますが力仕事は失敗するのがこの業界の常識です。早速修理のネットワークで情報を収集したら専用の機械で龍頭を取り外して裏蓋を閉めた状態で圧縮空気を送ってあけるとのこと。メーカー修理になりますよで一件落着。ものつくりの姿勢を感じる経験でした。 

誰でも簡単、無料でつくれるホームページ 今すぐはじめる