月いち発信
2024 / 03 / 05
17:20
建築の省エネ
2025年4月から建築基準法が大きく変わります。
気密・断熱など建物の性能評価が一般住宅でも義務化され、建物も熱の損失を減らして省エネへ。
(熱の損失を下げても別の必要性で熱源は増えるように思います…必要設備がさらに増えるますし…)
例えば高気密・高断熱、それに見合う換気について。
今まで施工費や維持費の金額の負担の少ない第3種換気は選択されなくなっていくでしょう。
ゆえに換気設備の工事費が増えます。
断熱材等の材料への予算を増やし、気密をとるために施工手間も増えます。
建物の申請書類が増えるため書類費用が増えます。
建築費用が増え、有する設備機器が増え、将来に向けて建て主の負担は増えるばかりです。
これらを抑えるため規格化された建物にして効率よく建設して価格を抑えることは可能でしょう。
ますます自分たちの生活の場を「つくる」のではなく「間取りと性能を買う」時代になりそうです。