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~早崎内湖再生保全協議会~

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2021/12/11(土)晴れ 撮影 どぶ貝、イシ貝放流

ドロガイ(どぶ貝)カラス貝いろいろ呼び名があります。昔の早崎内湖には、昭和32年ごろまで沢山の貝たちがいました。

夏になると近隣の大人から子供たちが海水浴がてらに獲りに行ったものです。お年寄りの方たちとの早崎内湖の話にはかならず

貝獲りの話が思い出されるほど多くの方が食されていた食料でした。

その後、早崎内湖に農薬などの流入があり一部絶えてしまったのと食生活の変化でドロガイを食することもなくなっていました。

昭和39年、干拓工事と共に排水され始めると沢山のドロガイが表れ、近隣の方より県外の方たちが、獲りに来られていました。

早崎内湖にはそのような経緯のあるドロガイです。

昔の内湖には、ボテジャコ(タナゴ)も沢山いました。地元の冬の食料でした。

再生早崎内湖にもタナゴの繁殖も見据え、今回夏の観察会場としている水面に貝を放流しました。

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一部の所を囲い、砂も入れ放流場所を作りました。

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ドロガイは今回13個入れました。

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イシガイも15個

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同じところに入れました。

まずはこの水面で貝たちが生きていけるかの試験をします。

来年の春には、生きているかわかりませんが楽しみにしています。

 

2024.04.29 Monday