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平成30年度ハス繁殖阻止事業の終了
2015年5月から調査研究活動事業としてビオトープの北区に繁殖
しているハスの対策にとりくみました。
「どこまで繁殖の猛威を阻止できるか?」
ハスが繁殖を続けると「水質の悪化」が生じます。
10m×30m、畳180畳分のブルーシートをこれから
繁殖して行く所に2015年は貼りました。
10月にシートを巻き上げると、シートを設置することで
成長は抑制されているようでした。
2016年5月は繁殖している所に遮光性のある
シルバーシートを張りました。
1年で3倍も4倍もの繁殖面積を増やしていくハスの
猛威に驚くばかりです。
2017年度も昨年のままでようすをみていました。
ハスは、シートの下を潜り抜けて繁殖して行きました。
シートの継ぎ目などからは、芽をだし葉を茂らせました 。
ハス繁殖阻止事業も2015年から3年が立ちました。
2018年4月、3年間覆っていたシートを取りはづしました。
シートの下にはハスの繁殖した痕跡は有りません。
シートの継ぎ目には繁殖したガラがのこっています。
シートを張ったところの境目です。
シートのつなぎ目の近くからは早くも新しい芽がでています。
シートを張っていないハスが繁殖していた所の水中です。まだ芽は出ていません。
調査報告
・シートの中心部に近い所では、葉などの繁殖は見られませんでした。
・ハスの繁殖は、前年に刈り取ると、翌年には早く芽を出す。
・シートなど覆うと、少しの明るさを求めて早く芽を出す。
・水を排水して陸化すると早く芽を出す。
・シートの下には長い地下茎が繁殖できる所まで長く伸びていく。
・ハスは生害に当たると早く成長しようとする。