日記

2026-06-28 21:38:00

金婚式

〜🎹ピアノレッスンより🎹〜

 

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本日のレッスンにて。

 

「金婚式」の譜読みスタート。

 

「金婚式」という題名から、

明るく華やかな曲を思い浮かべる方も多いかもしれませんが

実際に流れてくるのは、

どこか懐かしく、少し物悲しい旋律です。

 

レッスン後、私自身もこの曲について改めて調べてみたのですが

作曲者が「なぜこのような曲想にしたのか」という明確な言葉は

残されていないようです。

 

それでも、この曲を聴いていると、

私は「50年という長い人生を静かに振り返っている音楽」

のように感じます。

 

50年の結婚生活にはきっと

喜びだけでなく、苦労や悲しみ、たくさんの出来事があると思います。

 

だから、この曲は「暗い」のではなく、「深い」のかもしれないですね。

 

なんだか人生そのものを優しく包み込んでいるような気がします。

 

そして、今日あらためて楽譜を見ながら心に留まったのが、

メロディのあちこちに出てくる

「スラーのあとに続くスタッカート」です。

 

このスタッカートは、決して鋭く切る音ではなく、

「ふっ」と微笑むようなイメージです。

 

たとえば

思い出を語り終えたあとに、顔を見合わせて笑いながら

「そうだったね。」

「懐かしいね。」

そんな温かな会話が聞こえてくる…

そんなイメージです。

 

人生を振り返ると、つらかった出来事さえ、

時が経つと愛おしい思い出になることがあります。

 

この小さなスタッカートには、

そんな優しい微笑みが込められているような気がします。

 

 

今日は初回の譜読みからのスタート。

 

これから音を並べるだけではなく、

一つひとつのフレーズに物語を感じながら、

生徒さんと一緒にこの曲を育てていけることが楽しみです。

 

音楽は、音だけではなく、

その向こうにある「人生」まで感じさせてくれるものなのだと、

今日あらためて感じられたレッスンでした。

 

今日も、ありがとう。