日記
夏至の日に考えた「陽と陰」のバランス
今日は夏至。
一年のうちで最も昼が長く、陽の気が極まる日。
そんな日に、ふと「陽と陰のバランス」について考えていました。
私が携わっている音楽療法、カウンセリング、組織改善などの仕事について
陰陽の視点で眺めてみると、組織改善や集団音楽療法は「陽」の働きに近いように感じます。
人と人をつなぎ、場を動かし、変化を生み出していく力です。
一方で、カウンセリングやメンタルヘルスの支援は「陰」の働き。
人の内面に耳を傾け、感情を受け止め、心を整えていく営みです。
組織全体で考えると、経営や役員層は陽、
人事やメンタルヘルス支援は陰とも言えるかもしれません。
これまでの社会や組織は、どちらかというと陽の力を重視してきました。
成果を上げる。
前に進める。
決断する。
競争する。
そうした力はもちろん大切です。
しかし最近、「これからのリーダーシップには陰の力が重要になる」
という内容の記事を目にしたり、勉強会の機会が増えてきました。
確かに、これからの時代に求められるのは、強く引っ張ることだけではなく、
人の話を聴くこと
場を整えること
感情を受け止めること
すぐに答えを出さずに待つこと
そんな陰の力なのかもしれません。
考えてみると、これは音楽にも通じています。
演奏すること、表現することは陽。
しかし、響きを聴くこと、間(ま)を感じること、余韻を味わうことは陰。
音を出すことだけが音楽ではなく、
音と音の間にある静けさや、消えていく響きの中にも音楽があります。
今日はピアノ講師の仕事でした🎹
レッスンの前にはいつも、自分自身のための時間として
即興演奏をしながら作曲をしたり、レパートリーの曲の練習をしたりしています。
今日はせっかくの夏至なので、
「陽と陰」をテーマにした曲を弾いてみました🎹
力強く前へ進む旋律と、静かに包み込むような響き。
動と静。
光と影。
気持ちが外へ向かうエネルギーと、内へ向かう安らぎ。
その両方を音の中に入れつつ、対話するような曲を演奏してみました🎹
夏至は陽が最も高まる日ですが、
東洋の考え方では、陽が極まるところから陰が始まるとも言われます。
だからこそ今日は、
「もっと頑張ろう」
ではなく、
「どんな陰を育てようか」
そんなことを考える一日になりました。
音楽も、人も、組織も。
本当に豊かになるのは、陽と陰のどちらかではなく、その調和の中にあるのかもしれません。
今日も、ありがとう。
