日記
家族のあり方を考える
今日は
映画『どうすればよかったか?』
をみてきました。
家族の一人が統合失調症になってからの
20年の記録を映画化された作品です。
20年前はまだ統合失調症やほかの精神疾患に関しての理解が
あまりなかった時代だったかと思います。
その時代に、家族の一人が統合失調症になったことを認めたくなくて
医療機関への受診をすすめないまま、20年の月日が流れてしまったという、
その長い月日の記録を映像に残された作品でした。
家族みんなで「隠す」ことで成立するという家族の形。
「機能不全家族」という状態で、
みんながそれぞれストレスを抱えつつ、絶妙なバランスで
維持してきたという状況の根っこには
(この作品では)特にご両親の価値観のゆがみがあったのかなと
感じました。
「統合失調症であることを認めたくない」
という強い思いがあり、家族での話し合いも平行線のまま・・・
子どもの幸せを願っていたのか
(隠すことが子どもの幸せにつながると考えたのか)
自分たちのプライドを守りたかったのか
優先すべきことを見誤ってしまうと
機能不全がどんどん深刻になってしまいます。
カウンセリングでも
不登校のお子さんの相談などがありますが
そのお子さんご本人というよりも、
家族全体のケアが必要であり、
家族全体を「システム」として捉え、アプローチした結果、
解決策がみえてくることがあります。
この作品を通して、
家族の課題を明確にするために、
家族の一人が、統合失調症症という形で
メッセージを伝えていたにもかかわらず、
そのメッセージを受け取らずに
「家族全体の課題と捉えて向き合う」
という選択をしなかった場合の、一つの答えを
みせてもらったのかなと思います。
そして、その答えを踏まえて
「どうすればよかったか?」
を投げかけてもらえた気がします。
改めて、
「家族のあり方」
そして
精神疾患の方へのカウンセリングのあり方
を考える機会となりました。
今日も、ありがとう。
