日記
舟歌から感じること
今日はピアノ講師の日でした🎹
今日もたくさんの曲に触れ、
感性が磨かれるひとときとなりました。
今日のレッスンで一番印象的だった曲は
メンデルスゾーン作曲
無言歌集 Op.30-6「ベニスのゴンドラの歌(ヴェネツィアの舟歌)」
です。
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm30777362?ref=user_video
無言歌、という
「言葉にできない感情を音(メロディ)で表現する」
という、奥深い曲集です。
舟歌という言葉通り、
曲の冒頭部分、左手で、さざなみが続く様子が描かれ、
以降も同様に、左手でさざなみを描きつつ、
右手で、ゆったりとした、情緒あふれるメロディで
ゆるやかに船が進んでいく様子が描かれます。
そこに、悲哀に満ちた想いを乗せて、
ゆっくりゆっくりと漕ぎ進む・・・
そんな風にイメージしながら聴いていると
「生きること」「孤独を味わうこと」
「当たり前に過ごせていることの幸せを噛みしめること」
そんなメッセージにも読み取れます。
・・・
舟歌といえば、船頭さんの歌ですが、
日本の「船頭小唄」での悲哀の表現は
また違った雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=EvZqii75W0E
イタリアと日本の捉え方の違いを味わうのもまたいいものですね。
(ちなみに音楽療法では日本の「船頭小唄」をよく歌います。)
・・・
レッスンで、生徒さんの演奏聴きながら、、、
自分が子どもの頃、レッスンで弾いたときのイメージよりも、
今の方が、より複雑な感情が沸き起こってきます。
それはきっと、
これまでの人生で蓄積してきたひとつひとつの経験が
形となっているということなのかもしれません。
そういえば子どもの頃、ピアノの先生から
「いっぱいいろんな経験をしなさい。
それらの経験が、より深い音色につながるから」
と教えていただいた言葉の真意が
ちょっとわかった気がします。
これからも、ひとつひとつ丁寧に進めていきたいと思います。
今日も、ありがとう。

